【神奈川県横浜市】世界の子どもたちから届いた絵画の展覧会「カナガワビエンナーレ国際児童画展」開催

2025/07/25 11:30 ストレートプレス

神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)は、7月20日(日)～8月31日(日)の期間中、「第23回カナガワビエンナーレ国際児童画展」を開催する。

子どもたちのエネルギー溢れる作品を展示

1979年の国際児童年を契機に、当時神奈川県が進めていた「民際外交」の取組みの一つとして、1981年に第1回カナガワビエンナーレ国際児童画展が開催された。

その後は隔年で開催し、今年で23回目を迎える。同展は、絵画を通じて明日の世界を担う子どもたちの夢や想像力を育み、互いの生活や多様な文化を理解するため、海外および神奈川県内と全国の外国人学校から絵画を公募し、展示する国際児童画展だ。

作品紹介

「スリランカの稲刈り」Muthumuni Saven Diniru De Silva氏(外国人学校／東京都 5歳)

「第23回カナガワビエンナーレ国際児童画展」では、72の国と地域および神奈川県内と全国の外国人学校から、10,742点の作品が集まったそう。審査を通過した入賞作品521点(海外作品390点、国内作品131点)の一部を紹介していこう。

上の画像は、大賞を受賞した3作品のうちの一つ「スリランカの稲刈り」Muthumuni Saven Diniru De Silva氏(外国人学校／東京都 5歳) 。

「絵を描いているとき」Matyáš Štolfa氏(チェコ共和国 8歳)

こちらも大賞の「絵を描いているとき」Matyáš Štolfa氏(チェコ共和国 8歳)、

「もてなし」Boykov Daniil(モルドバ共和国 15歳)

そして「もてなし」Boykov Daniil氏(モルドバ共和国 15歳)の計3作品が大賞を受賞した。

ほかに、外務大臣賞は「輝かしい努力」Lin Shih-Jyun氏(台湾 10歳)、総務大臣賞「私の靴」武石花菜子氏(鎌倉市 13歳）、特別賞(各国際交流7団体)56点、カナガワ賞が459点を受賞した。

第1次審査員は、神奈川県立近代美術館、横浜美術館の学芸員、神奈川県教育委員会、神奈川県小学校教育研究会図画工作部会、神奈川県公立中学校教育研究会美術科部会、YOKOHAMA国際美術教育会の代表者、美術作家が担当。

第2次審査員は、岩井成昭氏(「イミグレーション・ミュージアム・東京」主宰、秋田公立美術大学教授)、遠藤彰子氏(武蔵野美術大学名誉教授、二紀会理事)、真珠まりこ氏(絵本作家、絵本「もったいないばあさん」作者)、長門佐季氏(神奈川県立近代美術館館長)、ミロコマチコ氏(画家、絵本作家)、山下裕二氏(日本美術史家、明治学院大学教授)が務めた。