特有の苦みを、あえて味わうひと皿。火を使わずにつくれる「ゴーヤのおかか和え」|キッチンにひと工夫

料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は、火を使わない「ゴーヤ」を使ったレシピをご紹介します。
特有の苦みをちゃんと味わう

夏野菜のなかでも、どこかスペシャル感があるのが「ゴーヤ(ゴーヤー)」。
1年中スーパーで見かける夏野菜とは違って、本当に夏にしか見かけないことから、特別な感じがするのかもしれません。
「にがうり」という名の通り、苦みが特徴の旬野菜。
ゴーヤといえば「ゴーヤチャンプルー」となるのですが、豚肉や卵、豆腐などの材料が必要になるので、純粋にゴーヤが食べたいときにはハードルを感じる料理でもあります。
今回は潔く、ゴーヤだけで火を使わずにつくれるレシピをご紹介します。
以前、ゴーヤをスライスして塩もみしたものをいただく機会があり、とても美味しかったので、それをアレンジしてみました。
ポイントは酢と白だしを加えること。モリモリいけちゃいます。
ゴーヤのおかか和え

お好みで、最後にごま油やオリーブオイルで和えてもいいですね。
白ごまをパラリと振っても美味しそう。

<材料(つくりやすい分量)>
・ゴーヤ…1本
・塩…小さじ1
・酢…大さじ1
・白だし…大さじ1
・かつお節…適量
<つくり方>

1. ゴーヤはタテ半分にして、内側の白いワタをスプーンでこそぎ取り、スライスしてボウルに入れる。

2. 1に塩を振り、塩を全体になじませて15分ほど置いておく。

3. 水分が出てくるので、両手できゅっと絞って別のボウルに移す。

4. 酢と白だしを加えて和える。皿に盛りつけ、かつお節をたっぷりとかける。
多くのゴーヤレシピでは、特有の苦みを取り除く方法が紹介されていますが、せっかくの苦みをしっかり味わうことがゴーヤをいただく醍醐味なのかも。
以前、ある料理研究家の方がテレビで「苦いのが嫌いやったら、ゴーヤは食べんでよろしい」とおっしゃっているのを聞いて、思わずクスッと笑ってしまいました。たしかに同感です。
塩もみすることで強い苦みがこなれて食べやすくなるので、「ゴーヤの苦みが苦手」という方もぜひ挑戦してみてくださいね。

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