【ビルボード】Creepy Nuts「オトノケ」グローバル・ジャパン・ソングス通算26度目の首位獲得

 世界でヒットしている日本の楽曲をランキング化した “Global Japan Songs Excl. Japan”。今週はCreepy Nuts「オトノケ」が首位を獲得した(集計期間:2025年6月6日~6月12日)。

 「オトノケ」は、TVアニメ『ダンダダン』のオープニング・テーマとして書き下ろされた楽曲。当週はビデオとオーディオを合算したストリーミング数325万回を記録し、2週ぶり通算26度目の首位を獲得した。26度の首位は歴代最多の首位獲得数となる。

◎“Global Japan Songs Excl. Japan”首位獲得数トップ3
※カッコ内は通算首位獲得数
1位 Creepy Nuts「オトノケ」(26回)
2位 Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」(24回)
3位 YOASOBI「アイドル」(12回)

 前週、自身初の1位を獲得したTERIYAKI BOYZ「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」は、前週を上回るストリーミング数を記録するも2位にランクダウン。13位にチャートインしたtuki.「晩餐歌」は、6月6日に最新曲「騙シ愛」のMVが公開された影響か、前週比105%を記録した。

 今週初登場の楽曲で最高位を記録したのは、Mrs. GREEN APPLEの「breakfast」。国/地域別チャートでは、インドで17位に初登場した他、韓国、台湾でトップ50にデビューした。Mrs. GREEN APPLEは、今週「ライラック」も前週比130%を記録しており、韓国では同曲初のトップ10入りを果たした。

 また今週は、ALI「WILD SIDE」が前週比195%を記録し急上昇を見せている。同曲は2019年11月にリリースされた楽曲で、TVアニメ『BEASTARS』のオープニング・テーマに起用されていた。5月頃からRobloxのゲーム内で同オープニングのダンスを再現するチャレンジがTikTokで流行。さらに、5月末よりALIのアジアツアーがスタートしたことから、注目度が高まってきていることが考えられる。

◎Global Japan Songs Excl. Japan トップ10
1位「オトノケ」Creepy Nuts
2位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
3位「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts
4位「真夜中のドア~stay with me」松原みき
5位「アイドル」YOASOBI
6位「死ぬのがいいわ」藤井 風
7位「Lemon」米津玄師
8位「夜に駆ける」YOASOBI
9位「NIGHT DANCER」imase
10位「踊り子」Vaundy

▽=特殊記号の白抜きハート

〈Global Japan Songs Excl. Japan〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した、日本を除く(excluding)世界200以上の国々における主要デジタル・プラットフォームの定額課金型(サブスクリプション)と広告支援型の公式ストリーミング、ダウンロードにそれぞれ比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。

〈Japan Songs(国/地域別チャート)〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した上記データに、各国・地域独自の比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。現在ローンチしているのは韓国、シンガポール、インド、フランス、イギリス、アメリカ、ブラジル、南アフリカ、タイ、台湾、ドイツ、インドネシア、マレーシアで、順次追加予定。

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