【東京都中央区】医師でもある若手画家による、希少疾患とiPS細胞研究に関わる絵画展示会が開催中
POP ROCKが運営する「日本橋N11ギャラリー」は、6月14日(土)~27日(金)の期間、医師である小川貴寛氏による展示「まなざし-生と病を描く-」を開催する。
医療と美術、二つの視点から生まれた絵画、希少疾患とそれに関連するiPS細胞研究についての作品の展示会だ。
若手アーティストに焦点を置くギャラリー
「日本橋N11ギャラリー」は、三越前駅A1出口から徒歩1分の場所にある、若手アーティストにフィーチャーしたギャラリー。
日本文化の発祥地である日本橋を拠点に、アートカルチャーの発信と、若手アーティストの活躍の場として2022年にスタートした。
このたびのリニューアルにおけるテーマは「心に残る、アートに出会う」。
アーティストがより社会と繋がり、ギャラリーを訪れる人々が、アーティストの考え方や作品を通じて新たな価値観や視点を手に入れ、より豊かになれるような場を創造する展示を行っていく。
医師であり画家である異色の経歴
「まなざし―生と病を描く―」は「生と病」をテーマに、希少疾患とそれに関連するiPS細胞研究についての絵画を展示する。

小川貴寛
作品を描いたのは、東京藝術大学美術学部絵画科油画に首席で合格し、卒業後は進路を医師へと転じ、現在は医療の現場で患者と向き合う小川貴寛氏。
小川氏は、東京藝大卒業後、改めて東京医科大学医学部医学科に入学し、医師に転身。現在は、都内の大学病院にて初期研修医として勤務している。
また、希少疾患の疾患啓発を目的に絵画作品を制作し、SNSなどで発表。医師であり、アーティストであるという異色の経歴をもつ。
2023年に、第2回「絵と言葉のチカラ展」(文:中川朝子氏)佳作賞を受賞している。
医療と美術、二つの視点から生まれた絵画を通じて、疾患への理解と啓発につながる場を目指しているという。
絵画を通して未来の可能性を見つめ直す
「まなざし-生と病を描く-」では、社会の中で見過ごされがちな希少疾患と、iPS細胞研究が切り拓く未来への可能性を、絵画という「まなざし」を通して見つめ直す。
展示会開催にあたり、小川氏が下記のようなコメントを寄せている。
「このたび、日本橋N11ギャラリーにて個展を開催させていただくことになりました。
普段は主にSNS上で作品を発表しておりますが、今回は実際のギャラリー空間で、希少疾患をテーマにした絵画を含む作品を展示いたします。
希少疾患を描いた作品を展示するのは今回が初めてで、いつか実現したいと願っていたことが、ようやく形になりました。多くの方にご覧いただき、感じていただけるものがあれば嬉しく思います。
また、希少疾患に関連するiPS細胞研究を題材にした絵画も併せて展示いたします」
異色の経歴をもつ画家による、絵画というまなざしを通じたメッセージを体感したい人は、ギャラリーに足を運んでみて。
■「まなざし-生と病を描く-」展示概要
開催期間:6月14日(土)~27日(金)
休廊日:月、火、水曜日
開催時間:13~19時
開催場所:東京都中央区日本橋本町1-2-8 N11ビル 1・2F
「日本橋N11ギャラリー」公式ホームページ:https://n11-gallery.com
(鈴木 京)
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