金属なのにわずか2.9kg! マグネシウム製軽量スーツケース「Magne Suitcase」が7月Makuakeで先行販売

旅行好きの皆さん注目! 「軽さ」と「丈夫さ」を両立した画期的なスーツケース「Magne Suitcase(マグネスーツケース)」が発表されました。
「Magne(マグネ)」は充電器で有名なアンカー・ジャパンの代表取締役CEOを務める猿渡歩氏が新たに設立した、旅行ジャパンが手がける旅行用品ブランド(旅行ジャパンとアンカー・ジャパンとの業務・資本関係はないとのこと)。

同氏が「Ankerのように高い機能性がありつつ、必要以上にブランド料を乗せない旅行用品がなかったので、自分で作ろうと思った」と話したスーツケースの特徴をチェックしてみましょう。
「軽さ」と「丈夫さ」の常識を覆すスーツケース
Magne Suitcaseの最大の特徴は、なんといってもその軽さ。金属製スーツケースとしては世界最軽量となる2.9kgを実現。従来の金属製スーツケースが4〜6kg程度であることを考えると、この軽量化は目を見張ります。移動が楽になるだけでなく、預け荷物の重量制限に余裕が生まれるのも嬉しいポイント。

「スーツケース選びで重視されるのは、やはり軽さと丈夫さ。移動を少しでも楽にしたい、安心して長く使える強さも欲しい。しかし、市場に出回っているスーツケースを見ると、この二つの要素を高いレベルで担保している製品はほとんどありません」(猿渡氏)
一般的に「軽い=壊れやすい」「丈夫=重い」というイメージがありますが、Magne Suitcaseはマグネシウム合金という特殊素材を採用することにより、この常識を覆しました。
マグネシウム合金は世の中にある実用金属のなかでもっとも軽い素材で、鉄の約1/4、アルミニウムの約2/3の重さでありながら、優れた耐久性と振動の吸収性を備えているのが特徴です。
一方で、マグネシウム自体の加工が難しく、成型や接合には高い技術力が求められるため、これまで消費者向け製品への採用はあまり多くなかったとのこと。

「製品化するにあたり、高度な加工技術を持つSTG社と連携し、温度管理や圧力制御など繊細な工程をひとつずつクリアすることで、これまでにない軽さと強さを両立した世界初のマグネシウム製スーツケースを完成することができました」(猿渡氏)
機内持ち込みサイズで33Lの収納力

サイズは高さ55cm×横幅40cm×奥行き21cm。片開きタイプで、容量は33L。航空会社の機内持ち込み規定をクリアしているため、預け入れの必要がなく、手荷物として持参できます。
外装には上品なシルバーカラーを採用し、シーンや使う人を選ばないミニマルなデザインに。また、静音性と耐久性に優れたキャスターを搭載し、移動時のストレスも軽減されています。

発表会場で実際に手に取ったところ、ボディが放つシルバーの輝きが見る角度や光の当たり方によって表情を変え、さりげない上品さと存在感を演出しているのが印象的でした。そして何よりも、片手で楽々と持ち上げられるので、丈夫さに特徴があるスーツケースとは想像がつかない軽さに驚かされました。
「Magneが掲げるコンセプトは、“あなたの旅と行動力に、強さと軽さを。”です。物理的な強さや軽さだけでなく、移動そのものを楽しみ、旅をもっと自由にしてくれる存在でありたいと思っています」(猿渡氏)
7月1日からMakuakeで先行販売、最大30%OFF

Magne Suitcaseの一般販売予定価格は9万9800円(税込み)。2025年7月1日から8月15日までの期間限定で、応援購入サービス「Makuake」にて先行販売が開始されます。
専用アクセサリーも同時展開され、防水素材の専用ボストンバッグ「Magne Boston」(9980円)や、大中小3サイズの専用ポーチ「Magne Pouch」(4980円)をラインアップ。数量限定・先着順で実質最大30%OFFになるセット割引が用意されるほか、LINE事前登録で1000円OFFクーポンも配布されています。

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