発酵スナック「ナットウジャーキー」が、より深みのある味わいにリニューアル！

2025/06/18 12:45 ストレートプレス

大豆発酵食品メーカー・Shonan Soy Studioは、6月14日(土)より、リニューアルした「ナットウジャーキー」の販売を、全国の取扱店(信濃屋、cask、FOOD＆COMPANY、YYYard、みんな商店、セブンイレブンなど)、同社公式オンラインショップにて開始した。

身体にやさしい発酵スナック

「ナットウジャーキー」は、納豆をオイルフリーの低温乾燥で仕上げた、保存料不使用・オイルフリー・プラントベースの納豆スナック。木桶仕込みの醤油をベースにした芳醇な風味と、納豆本来の旨みがギュッと凝縮されているのが特徴だ。

納豆の旨みとの相性抜群な「木桶醤油味」は、木桶仕込み醤油の芳醇な風味をシンプルに楽しめる。

おつまみ定番の「ペッパーガーリック味」は、パンチのある味わいが、ビールやハイボールとのペアリングにぴったり。

絶妙な旨辛がたまらない「麻辣味」は、花山椒(ホアジャオ)を使用した本格シビ辛フレーバー。

納豆×梅の王道フレーバー「梅しそ味」は、さっぱりとした紀州南高梅と赤シソを使用している。参考小売価格は、各598円(税抜)。

リニューアルでより深みのある味わいに

「ナットウジャーキー」は、これまでShonan Soy Studioが自社で開発から製造・販売まで一貫して手がけてきたが、今回のリニューアルに際し、製造工程を老舗納豆メーカーの野呂食品に移管した。これにより、安定した品質を実現するとともに、伝統製法による深い旨みと、発酵の香りを生かした仕上がりにアップデートされた。

また、今回のリニューアルは、7月10日(木)の「納豆の日」に向けて、発酵食品をもっと身近に、もっと自由に楽しんでもらうための提案でもあるという。

「ナットウジャーキー」の意義

近年納豆業界は一定の需要を維持する一方、地域間の消費格差や若年層の嗜好変化、中小メーカーの廃業といった課題にも直面しているという。

そうしたなかでShonan Soy Studioは、「ナットウジャーキー」を通じて、社会的・文化的に以下の3つの意義を果たすことを目指している。

1つ目は、発酵文化の継承とアップデート。日本の発酵文化の象徴ともいえる納豆は、長年にわたり職人技によって受け継がれてきたが、近年は納豆メーカーが後継者不足や廃業の危機に直面(※)している。

同商品は、こうした伝統の味と技術をベースに、現代のライフスタイルやトレンドに調和させた、メッセージ性を持つプロダクトだ。

また、Shonan Soy Studioの革新的な発想と、野呂食品の納豆づくりの技術の融合を、発酵文化の“次世代への継承”と“グローバルな展開”を実現するための、革新的な取り組みとして位置づけている。

2つ目は、発酵食品を楽しむ「入口」としての意義。発酵食品は保存性や独特の風味に魅力がある一方で、納豆特有のにおいや粘りが苦手だという声も根強く、これまで課題とされてきた。

同商品は、発酵の旨みを活かしながらもスナックとして食べやすく仕立てることで、そうした苦手意識を持つ人にも手に取りやすく、「発酵食品を楽しむための第一歩」としての役割を果たす。

3つ目は、健康志向と高たんぱく・発酵食品ニーズへの対応。現代の食シーンでは、たんぱく質摂取や腸内環境を整える、いわゆる「腸活」を促進する食品のニーズが高まってきている。

同商品は、大豆由来の植物性たんぱく質と発酵の機能性を兼ね備えた間食や軽食としても栄養価の高い選択肢を提供し、新たな納豆のポジションを築く。

Shonan Soy Studioと野呂食品について

2019年創業のShonan Soy Studioは、現代のライフスタイルに合わせた大豆発酵食品の開発・製造・販売を行っている。納豆や味噌といった日本伝統食の技術と価値を再定義し、発酵食品をより身近で自由なものとして提案するほか、海外MBA大学院生への講義・発信や、こども食堂・新興国への大豆支援といった社会的活動にも取り組んでいる。