【雑学クイズ】ATMの暗証番号が4桁って…なぜ?正解できたらスゴイ
実はこの「4桁」にこめられた理由には、“人間らしい理由”があったのです。
今や誰でも使う「ATM(現金自動預け払い機)」。
お金を引き出すときに入力する**暗証番号が“4桁”**というのは当たり前のように思えますが、よく考えるとちょっと不思議じゃありませんか?
実はこの“4桁ルール”には、ある意外な理由があったんです。
★遊び方★
各クイズの選択肢(A〜D)からピンと来たものを選んでください。
「正解を見る」には、この記事ではスクロールすると答えと解説が表示されます。
何問正解できたか、最後にチェックしてみましょう!
Q. ATMの暗証番号が「4桁」に設定された理由はどれ?

▼↓↓ここでスクロールストップ↓↓!▼
A. 機械の都合で4桁しか登録できなかった
B. 人間が一度に覚えられる限界が4桁だった
C. 銀行強盗対策のため、番号を短くした
D. 国際規格で4桁に統一されていたから
▼↓ゆっくりスクロールしてください!↓▼
正解は……
正解は…【B. 人間が一度に覚えられる限界が4桁だった】
ATMの暗証番号を4桁に決めた理由は、「人間が覚えやすいから」。
この仕組みを最初に導入したのは、スコットランドの発明家ジョン・シェパード=バロン氏です。
彼は当初、暗証番号を「6桁」に設定することを提案しました。
しかし、試しに奥さんに覚えてもらおうとしたところ、「6桁は覚えにくい」と言われてしまったのです。
その一言がきっかけで、ATMの暗証番号は4桁に。
この“家庭内のひと言”が、いま世界中の銀行で使われる基本ルールになったんですね。
実は…暗証番号の桁数は用途によって違う!
ATMでは今でも4桁が基本ですが、
暗証番号って、実は「何でも4桁」ではないんです。
たとえば…
クレジットカードやデビットカードのPIN:多くは4桁だが、一部は6桁まで設定可
スマホのロック画面:iPhoneは以前は4桁だったが、現在は6桁が標準
オンラインサービスやアプリの2段階認証:6桁のワンタイムパスワード(OTP)が多い
海外の銀行(特に欧州)では、セキュリティの観点から6桁以上のPINが一般的なケースも
つまり、「どこでも4桁」ではなく、“何を守るか”によって桁数は変わるということなんです。
それでも4桁が多いのはなぜ?

暗証番号といえば、やっぱり「4桁」が主流。
実はこれ、**使いやすさと安心感の“ちょうどいいバランス”**が理由です。
まず、4桁の数字には「0000」から「9999」まで、全部で10,000通りの組み合わせがあります。
これは日常的に使うには十分なセキュリティといわれています。
そしてなにより、覚えやすく、打ち間違いも少ないのが大きなメリット。
たとえば、ATMやスマホのロックなど「よく使う場面」では、サッと入力できる手軽さが重要です。
もちろん、もっと桁数を増やせばセキュリティは上がります。
でもそのぶん、覚えるのが大変になったり、入力ミスが増えたりすることも。
だからこそ、「使いやすさ」と「安全性」のバランスがちょうどいい4桁が、今でも多くの場面で選ばれているんですね。
まとめ:数字の「桁数」にも意味がある!
普段なにげなく使っている暗証番号。
「4桁って覚えやすいから」で済ませていたかもしれませんが、
その背景には、人間の記憶特性とセキュリティのバランスを取る工夫があったんです。
ATMやスマホ、ネットバンキング――
用途ごとに最適な桁数が設定されていることを知ると、ちょっとだけ“数字の意味”が見えてくるかもしれませんね。

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