「鎌倉天幕×NANGA」が福祉施設「studio COOCA」の作品とコラボしたTシャツを発売

2025/06/02 17:30 ストレートプレス

ニューテックジャパンは、オリジナルブランド「鎌倉天幕」から、ダウンメーカーの「NANGA」とコラボレーションし、続けてきた障がい者支援への取り組みの一つである「Welfare×Art」を落とし込んだTシャツ「COOCA T Shirt」の予約販売を開始した。

福祉施設「studio COOCA」

2009年に神奈川県平塚市で創業した、「どうやってくうか？」を問いに掲げた就労事業を行う福祉施設「studio COOCA」。絵画創作活動を中心に地域、社会とつながっていくことを目標に活動しており、創業以来、作品の積極的な発表、企業とのライセンス契約など、アート×福祉の可能性を模索し続けている。

COOCAという名前の由来には、壮大な2つのテーマがある。

空(くう)可(か)＝「空」っぽの空間に、「可」能性をつめこんでいく。

そして、「どうやってくうか？」「くうことは、生きること。」

一つひとつの作品は「利用者が“0”から作り上げる」だけではなく、「スタッフのとの関わり」による相互作用、共同作業により生まれているこだわりの作品となっている。

ハンディキャップを抱えた人たちの、一人ひとりの個性と特性を活かし、共同作業によって生まれた作品たちを「支援者と利用者という枠を超え、ART・DESIGNを通じて関わることで広がる多様さ」「感性を引き出し、活かすこと」。それが「studio COOCA」の活動だ。

「鎌倉天幕×NANGA」と「studio COOCA」とがコラボ

この度、そんな「studio COOCA」の“自立を支援する活動”と“一つとして同じものは存在しない”作品たちを広く届け、「アウトドアメーカーを通じて、多くの人が福祉に関わるきっかけを作りたい」という鎌倉天幕の強い想いに「NANGA」が共感することで、コラボレーション企画がスタート。企画第一弾として「COOCA T Shirt」を発売する。

「鎌倉天幕」と「NANGA」のスタッフが実際に湘南のアトリエへ足を運び、数々の作品の中から3人のアーティスト6作品を選定。「NANGA×studio COOCA」のコラージュ作品が誕生した。

アーティストはTaiyo、

Masaki Okano、

Kayo Horie。

誰もが優しい社会を望むからこそ「鎌倉天幕」は「Welfare×Art」の企画を継続しており、商品を通じて多くの人に共感してもらい、このプロジェクトがさらに発展することを願っているという。

商品の詳細

「COOCA T Shirt(Paint T Shirt)」の価格は￥7,480(税込)で、カラーはWHITE、サイズはS・M・Lを展開。Tシャツの正面には「NANGA」定番のボックスロゴ、そして背面に作品を配置している。まるで白いキャンバスのような白いTシャツ生地に映える作品の数々。美しい稜線を歩いているようなワクワク感を楽しめるデザインとなっている。

生地にはリサイクルの国際基準を満たし、GRS認定を取得しているリサイクルコットンを使用。リサイクルコットンを色分けし、独自の技術で糸へ再生している。糸を紡績する工程で大幅なエネルギー削減が可能で、環境への負担に配慮した素材だ。なお、紡績の際、ほかの色と繊維が混ざってしまうことがあるが、リサイクル繊維の特性となっている。

「COOCA T Shirt」の先行予約期間は5月30日(金)11:00〜6月5日(木)23:59。6月6日(金)より順次発送される。ニューテックジャパン公式オンラインショップ限定での販売となる。

「鎌倉天幕」と「NANGA」について

「鎌倉天幕」は、ニューテックジャパンが2018年に立ち上げたアウトドアブランド。名だたるアウトドアブランドのテントを長年OEMで受託し磨いてきた発想力と技術力を活かし、企画・開発から生産までクオリティに妥協せず、独創的で良質なアウトドア用品を生み出している。

「NANGA」は、1994年に滋賀県米原市で創業したダウンメーカー。近江真綿布団で栄えたこの地で50年以上に渡って地場産業を支えた、前身の布団メーカーの技術とノウハウを引き継ぎ、30年に渡って成長してきた。そのファクトリーブランドとしての矜持は過酷なフィールドで活躍するアウトドアギア、ウエアに引き継がれ、「NANGA」ダウン製品は世界にも展開している。