BLACKPINKのロゼ、人目に付かないよう老婦人に変装したエピソードを明かす

 現地時間2025年5月29日に公開されたDazedのカバー・ストーリーに登場したBLACKPINKのロゼが、ファンに気づかれることなく少しの間街を歩きたいと思い、老婦人に変装したときのエピソードを明かした。その変装は精巧で、ロゼは人工のシワと灰色のウィッグを身につけていたという。

 同誌に対して彼女は、「あれはマジでヤバかったですね」と語り、結局はその衣装を着たまま見つかるかもしれないという恐怖が、衣装がもたらす自由に勝ったと付け加えた。「もう二度とあんなことはしないと思います」と彼女は振り返っている。

 それでも彼女は、たとえほんの少しの間でも普通の人の生活を送ることは魅力的なことだと語っている。「私にとって自由とは何だろう?」としばし考え、「自由とは無名であることだと思います」と述べている。

 ロゼはまた、「小さなことを恐れる必要がないこと」や、「友達でいっぱいの部屋の中で、被害妄想的で迷惑な人間にならないで済むこと」が恋しいと語り、「平然とリラックスしたいのに、すべてに気を遣わなければならない」と説明している。

 「自分が何も悪いことをしていないとしても、“これのせいで何か悪いことをしていると思われてしまうかもしれない”と考える必要があるんです」と彼女は続け、有名であるということは、常に“誤解される恐怖”と闘っていることを意味すると付け加えた。

 名声と匿名性についての思いを語るニュージーランド出身のロゼは、現在かつてないほど有名になっている。ほぼ間違いなく世界最大のガールズ・グループの一員であるだけでなく、彼女は昨年12月にソロ・デビュー・アルバム『ロージー』をリリースし、スーパースターとしての地位をさらに高めた。このアルバムには、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard Global 200”で12週連続1位を獲得した、ブルーノ・マーズをフィーチャーした大ヒット曲「APT.」が収録されている。

 BLACKPINKはこの夏、ロゼ、リサ、ジェニー、ジスが再結成し、7月からワールド・ツアーをスタートする予定だ。ロゼは、今回のカムバックについてあまり詳しく語っていないが、Dazedのインタビューでは、「メンバーそれぞれが外に出て、たくさんの刺激を受け、自分自身について多くのことを学びました。そして今、良いエネルギーを持って再び集結するところです」と述べている。

 自身の野望について彼女は、いつか【グラミー賞】を受賞したいとの思いを明かした。ロゼは、「そうなれば最高ですね。でもそれが私のコミュニティにとってより意味のあることなら、きっと特別になると思います。それが私が一番望んでいることであって、その後にどんな賞や祝賀会があったとしても、それらはさらに大きな喜びとなるでしょう」と話している。

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