DOOMコラボのGeForce RTX5080グラボや分離式キーボードなどをお披露目 ASUSのROG Media DayとCOMPUTEXブースから注目ゲーミング製品をピックアップ

ASUSは5月20日から台北で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2025」に出展するゲーミング製品をプレビューするイベント「ROG Media Day」を5月19日に開催しました。この記事では、同イベントでお披露目された製品とCOMPUTEXブースの展示について、注目製品をピックアップしてご紹介します。

GeForce RTX5080グラボのDOOMエディション

見た目のインパクト十分で展示に人だかりができていたのが、グラフィックボード「ROG Astral GeForce RTX5080 DOOM Edition」。ASUSのグラフィックスボード30周年を記念して、ベセスダ・ソフトワークスの人気ゲーム最新作「DOOM: The Dark Ages」とコラボしたモデルで、ドゥームスレイヤーのアーマーを模したデザインとアートプリントが目を引きます。

NVIDIA BlackwellアーキテクチャーとDLSS 4に対応。OCモード時のGPUブーストクロックは2790MHz。購入者にはDOOM: The Dark AgesのDLCがもらえるオマケも。

分離式ゲーミングキーボード「ROG Falcata」

ゲーミングキーボードの新製品として、「ROG Falcata」を発表しました。ホールセンサーを搭載する磁気スイッチ「ROG HFX V2 Magnetic Switch」を採用し、0.1mmからキーストロークの3.5mmまで0.01mm間隔でキーが反応するアクチュエーションポイントをカスタマイズ可能。

左右にキーボードを分離でき、FPSのように左側キーボードとマウス操作でプレイする際にマウスの操作領域を確保しつつ省スペースで使えるのが大きな特徴です。背面に高さの異なる脚を付け替えることで設置時の角度を細かく調整でき、快適な操作環境を実現します。

左側面には多機能ボタンとホイールを搭載。アクチュエーションポイントの調整やラピッドトリガーの感度、音量、メディア再生、LEDの調整などに利用できます。

携帯ゲーミングPC用のドッキングステーション

「ROG Bulwark Dock(DG300)」は、7ポートを搭載する携帯ゲーミングPC用ドッキングステーション。天面を開けることで「ROG Ally」のような携帯ゲーミングPCのスタンドになり、置いた状態で充電や外部デバイスとの接続に利用できます。LEDのライティングはROG製品の「Aura Sync」で設定可能。対応OSはWindows 11以降とMac OS 12.3以降。

ポート構成はHDMI 2.1ポート、USB 3.2 Gen2 Type-Cポート、USB 3.2 Gen2 Type-Aポート3基、LANポート、4K/144Hzと8K/30Hzに対応するHDMI 2.1、3.5mmオーディオジャック。合計最大100W出力に対応します。アップストリームは転送速度10GbpsでPD 100Wに対応するUSB 3.2 Gen2 Type-C。

初音ミクコラボ製品をお披露目

COMPUTEX会場では、ASUSのゲーミングブランドTUF Gamingと初音ミクがコラボしたゲーミング製品が注目を集めていました。「TUF Gaming K3 Gen II Hatsune Miku Edition キーボード」と「ASUS TUF GAMING Mini Wireless Mouse Hatsune Miku Edition マウス」、「ASUS TUF Gaming P1 Hatsune Miku Edition マウスパッド」、「TUF Gaming H1 Gen II Hatsune Miku Edition ヘッドセット」の4製品が国内でも6月中旬から順次発売を予定しています。

取材協力：ASUS JAPAN