日本未進出のカナダ発カフェチェーン「ティム・ホートンズ」を韓国で味わってみた
カナダ最大のカフェチェーン「Tim Hortons」(ティム・ホートンズ)は、そのカナダをはじめ北米では“スターバックス並み“によく知られた存在。しかし、日本にはいまだ進出していません。
一方、韓国では、2023年12月に1号店がオープン。場所は、ソウルの江南にある「新論峴(シンノニョン)駅店」です。ほかにも店舗を広げ、現在17店舗あります(2025年3月末現在)

ティム・ホートンは1964年、カナダのオンタリオ州ハミルトンで創業。カナダ国内に約3000店舗以上あるほか、アメリカやその他海外にも店舗を広げています。リーズナブルな価格ながら100%プレミアムのアラビカコーヒー豆を使うコーヒーが特徴。
今回、韓国1号店である新論峴駅店を利用してみました。ティム・ホートンズは、遠目からも一目で分かる白いやや変わったデザインの高層ビル1階にあります。

店内は1フロアで広々。中には、電源がある座席やカウンター席、外にはテラス席も。
ドリンクやフードは、専用のタッチパネル式「キオスク」で注文。日本語にも対応していました。韓国で定番の「アメリカ―ノ」、カナダらしい「メイプルラテ」、コーヒーとクリームがシャーベット状になった「アイスキャプ」など。

そして、ティム・ホートンズといえば、ドーナツ。種類が豊富でどれを食べようか迷うところ。これもカナダらしい「メイプルディップ」、小さい丸いドーナツの「ティムビッツ」、本場のカナダでも人気というドーナツ生地にリンゴジャムとシナモンが練り込まれた「アップルフリッター」など。
ドーナツのほか、サンドイッチやケーキ、クッキーなどもラインナップ。おなかの空き具合で選べるのもうれしい点と言えます。

そして、ティム・ホートンズといえばコーヒー豆で、その豆を買って帰ることもできます。高山地帯の厳選豆ということで、日本へ持ち帰って自宅でじっくり味わうのもおすすめ。

また、タンブラーやマグカップなどのグッズも販売。これも日本未進出なだけに、レアと言えるでしょう。

今回味わったのは、ドーナツとアメリカ―ノのセットで、6700ウォン(約670円)
ドーナツは見た目よりも甘さ控えめで、軽く食べられました。アメリカ―ノのブラックコーヒーとの相性も抜群。次の機会には、他のメイプル味などのドーナツも味わってみたくなりました。
韓国は「スターバックス」をはじめ、カフェチェーンが日本以上に激戦。ベンティ(特大)サイズのアメリカーノをテイクアウト1500ウォン(150円)で販売する「メガコーヒー」「コンポーズコーヒー」なども好評です。ティム・ホートンズは、韓国で果たして生き残れるのか。また、日本にもいつか進出してほしいブランドです。
Tim Hortons Korea
(Written by AS)

テレビ番組のリサーチャーによる情報サイト。 テレビ番組におけるネタ探しのプロが蓄積された知識とリサーチノウハウを武器に、芸能、雑学、海外、国内ご当地、動物など多岐に渡るジャンルをテレビ番組リサーチャー目線で発信しています。
ウェブサイト: http://www.nicheee.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。