コンパクト・薄型やケーブル一体型など幅広いラインアップを発表 「Anker Power Conference 2025 Spring」チャージング製品まとめ

アンカー・ジャパンは5月22日、新製品発表会「Anker Power Conference 2025 Spring」を開催し、多数の新製品をお披露目しました。この記事では、同日から2025年夏ごろにかけて発売予定のチャージング製品をまとめてご紹介します。
モバイルバッテリーはケーブル一体型が主流に

「Anker Nano Power Bank (10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)」は、巻き取り式USB-CケーブルとUSB-Cポート、USB-Aポートの3口から充電できる10000mAh容量のモバイルバッテリー。出力は単ポートで最大45W、複数ポートで合計最大24W。


クレジットカードサイズにゴロっと厚みを持たせた本体は約H82×W51×D36mm、重量は約235g。ストラップも付属し、ケーブル要らずで手軽に持ち運べます。2025年夏ごろの発売予定で、販売予定価格は6990円(税込)。


「Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W, Built-in Dual USB-C/ライトニングケーブル)」は、USB-CケーブルとLightningケーブルの2本のケーブルが一体になり、USB-CポートとUSB-Aポートを搭載する10000mAh容量のモバイルバッテリー。出力は単ポートで最大30W、合計最大15W。2種類のケーブルが一体化しているのはLightningが現役のユーザーに便利そうですが、USB-Cケーブルを2本搭載するモデル「Zolo Power Bank (10000mAh, 35W, Built-in Dual USB-Cケーブル)」も同時に発表されています。いずれも5月22日の発売で、価格は5990円(税込)。



マグネット式ワイヤレス充電対応の「Anker Nano Power Bank (5000mAh, MagGo, Slim)」は、厚さ約8.6mmとスリムな10000mAh容量のモバイルバッテリー。Qi2対応でワイヤレスでは最大15W出力で充電できる他、USB-Cポート単体で最大20Wの出力に対応します。合計最大出力は17W。本体サイズは約H102×W71×D8.6mm、重量約110g。2025年夏ごろの発売予定で、販売予定価格は6990円(税込)です。
コンパクトなUSB充電器がズラリ



「Anker Nano Charger (35W, 巻取り式USB-Cケーブル)」は、約70cmの巻き取り式USB-CケーブルとUSB-Cポートの2口から充電できるUSB急速充電器。出力はケーブルまたはUSB-Cポートの単体で最大35W、2ポート合計で最大35W。プラグと端子部を除く本体サイズは約H61×W48×D30mm、重量約110g。2025年夏ごろ発売予定で、販売予定価格は4990円(税込)。



「Anker Nano Charger (70W, 3 Ports)」は、70W出力かつ3ポート搭載の充電器で世界最小クラスのコンパクトなUSB急速充電器。USB-Cポートを2基、USB-Aポートを1基、折りたたみプラグを搭載し、コンパクトに持ち運びができます。本体サイズはH53×W43×D32mm、重量約120g。奥行き方向でスリムになっているのが印象的で、壁のコンセントに差しても自重でプラグがずれる心配がなさそうです。出力は単ポートで最大70W、2ポートで最大67.5W、3ポートで最大60W。2025年夏ごろの発売予定で、販売予定価格は6990円(税込)。


「Anker Nano Charger (45W) with USB-C&USB-Cケーブル」は、USB-C単ポートで最大45W出力のコンパクトなUSB急速充電器。本体サイズは約H37×W37×D32mm、重量約50g。高耐久で長さ1.8mのUSB-C&USB-Cケーブルが付属します。5月22日の発売で、価格は3990円(税込)。



「Anker Nano Charger (130W, 6 Ports)」は、6ポート搭載で最大130W出力の平置き型USB急速充電器。約10cm四方で厚さ約1.9cmとスリムな設計が特徴です。重量は約320g。最大100W出力のUSB-C1ポート、最大65W出力のUSB-C2ポート、最大20W出力のUSB-C3/C4ポート、最大12W出力のUSB-A1/A2ポートを搭載し、2ポートで合計最大130W、3ポートで合計最大130W、4ポートで合計最大127W、5ポートで合計最大129W、6ポートで合計最大129Wの出力に対応します。2025年夏ごろの発売予定で、販売予定価格は7990円(税込)。
Thunderbolt 5対応のドッキングステーション



「Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, 8K, Thunderbolt)」は、同社で初めてThunderbolt 5に対応した14ポート搭載のドッキングステーション。本体サイズは約W116×D116×H75mm、重量約1086g。GaN搭載により電源供給に別途ACアダプターを使うことなく、ACケーブル1本でデスク周りをスッキリと整頓できます。最大120Gbpsのデータ転送、8Kでの画面出力に対応。最大45W出力で10GbpsのUSB-C1/C2ポート、最大15W出力で80GbpsのThunderbolt 5 ダウンストリームに対応するUSB-C3/C4、最大140W出力で120GbpsのThunderbolt 5 アップストリームに対応するUSB-C5、最大7.5W出力で10GbpsのUSB-A1、最大4.5W出力で10GbpsのUSB-A2/A3ポート、さらにオーディオポート、HDMI 2.1ポート、DisplayPort 2.1ポート、2.5Gbpsのイーサネットポートを搭載します。側面にはSDカードスロットとmicroSDカードスロットを搭載。5月22日に発売し、価格は4万9990円(税込)です。
ポータブル電源の次世代モデルとポータブル冷蔵庫を発表


ポータブル電源では、ベストセラー製品の次世代モデル「Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Station」を発表。ACを5ポート、USB-Cを3ポート、USB-Aを1ポート、シガーソケットを1ポートの計10ポートを搭載し、容量は1024Wh。本体サイズは約W38.4×D20.8×H24.4mm、重量は約11.34kg。超急速充電モードでは約54分でフル充電が可能になります。5月22日から予約受付を開始し、一般販売は6月24日を予定。販売予定価格は9万9990円(税込)です。


停電時などに、分電盤を使って家庭用電源からポータブル電源に家庭内の電力供給経路を切り替えられる電力供給ソリューション「Anker Solix Power Link System」が発表され、同機種も対応製品として指定されています。他の対応製品は「Anker Solix C1000 Portable Power Station」「Anker 767 Portable Power Station (GaNPrime PowerHouse 2048Wh)」。

「Anker Solix EverFrost 2 40L Electric Cooler」は、バッテリー容量288Whで約52時間、別売りの交換用バッテリーを併用して最長約105時間の冷却ができる40L容量のポータブル冷蔵庫。設定可能温度は-20℃~20℃。キャスターと持ち手を搭載し、持ち運びにも便利です。モバイルバッテリーとしても使用でき、USB-Cポートから最大60W、USB-Aポートから最大12Wの出力でデバイスを充電できます。5月22日に発売し、価格は10万9900円(税込)です。同時に23L容量の「Anker Solix EverFrost 2 40L Electric Cooler」も発売し、価格は9万9990円(税込)。

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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