宅配ピザの店員がホンネを語る困った客ベスト6

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風の日も、雨の日も、たとえヤリが降ろうとも、美味しいピザを届けることだけに命をかけて働いている宅配ピザのスタッフたち。今回は、実際に宅配ピザで働いていたという人たちに、「困った客・変な客・特徴的な客ベスト」を語ってもらい、「それはすごい!」「確かに!」と思えるエピソードにランクをつけて、ベスト6を作ってみた。

6位 どっちが早いか他店と競争させる客
「私はP社で働いていたのですが、お客さんがD社にも同時に注文して、どっちが早く配達するか競争させられたことがありました。バッタリ玄関でD社のスタッフさんと会って、お互いアッ! とかウッ! とかいう声を出して気まずかったです……。部屋の奥で “やべ! ぶつかっちまった” と言っているお客さんの声が聞こえました……」と語る宅配ピザスタッフ。こういうことをしてはダメというルールはないが、ゲーム感覚で注文している客もいるようだ。

5位 表札に名前を載せない
「表札がないと困りますね。マンションなどは部屋番号でわかるのですが、住宅密集地は表札だけが頼りのときもありますんで」と語る宅配ピザスタッフ。確かにプライバシーが心配なのはわかるが、宅配する側からするとわかりにくい。

4位 玄関に代金入りの封筒が置いてある
「代金が入った封筒と一緒に、ドアの前に置いていってくださいってメモがあるんです。もしも封筒が盗まれていたらと思うとドキドキします」と語る宅配ピザスタッフ。物騒な世の中、盗まれたら疑われることも考えるとやめてほしい行為だ。

3位 全裸でお出迎え
「ベルを押してもなかなか出てこなくて、何度も押していると迷惑そうな顔して全裸で出てきた人がいました」と語る宅配ピザスタッフ。男のときも女のときもあったそうで、バスタオルが “はだけた” ときは心臓が爆発しそうになったらしい。いろんな意味で困りものである。

2位 暴れだす
「アンケートに答えてくれたらクーポンをあげるキャンペーンがあって、宅配先のお客さんにお願いしたら “いいよ” と快諾してくれたのですが、書いてる途中でイライラしたのか、突然ウガーッ!! と叫んで暴れだした人がいました。すみませんって言って逃げ帰りました」と語る宅配ピザスタッフ。書いてて面倒くさくなったのだろうか……? ちょっと怖い。

1位 ドアのチェーンをはずしてくれない
「警戒しているのか、ドアのチェーンをはずしてくれない人がいるんです。だからピザの箱を縦にして狭い隙間から差し込むように手渡すのですが、けっこうピザの箱が分厚いんですよ。だから押し込むように渡すんですが、箱がグシャグシャになるんですよね……」と語る宅配ピザスタッフ。ドアのチェーンをはずしてくれない客は多くいるようで、警戒する気持ちはわかるが、ピザがつぶれたり具が崩れ落ちたりしなければいいが……。

ほかにも「チーズだけの具なしピザばかり注文する人がいた」「ピザソースなしで注文する人がいた」「ピザのミミだけ欲しいという人がいた」「大切なところに泡をくっつけて隠しつつ風呂から出てくる人がいた」という声があった。チーズだけのプレーンピザを注文するのは客からすればけっこうお得な気はするが、宅配ピザからすれば利益が少ないのかも?

とりあえず、客は客としてのサービスを受ける態度とマナーというものがあるわけだし、誰にも迷惑がかからないようにしていきたいものである(記事に使用している写真はファーストフードのイメージです)。
 
 
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