「お弁当と定義しています」 大阪・関西万博の「ワンハンドBENTO」が“おにぎり”にしか見えない件をほっかほっか亭に直撃

お弁当のほっかほっか亭が大阪・関西万博でミライのお弁当「ワンハンドBENTO」を販売しています。

販売されているのは、海苔弁(税込500円)、ポークたまご(税込790円)、ベジカレー(税込890円)、穴子(税込1500円)、和牛(税込1700円)の5種及び5種全てのセット(税込5080円)。
「片手=ワンハンドで主食・おかずを満足感たっぷりに味わうことができる十六穀米を使用したミライのお弁当」という触れ込みですが、SNSには「ただの豪華なおにぎり」「ワンハンドBENTOという名のいわばおにぎらず」という声もあったりします。
ビジュアル的にも「おにぎり」もしくは「おにぎらず」と勘違いする人も多そうな「ワンハンドBENTO」について株式会社ほっかほっか亭総本部の広報担当者を直撃しました。
同社によると「ワンハンドBENTOはお弁当と定義しています。食に対するタイムパフォーマンスが重視される中、持ち帰り弁当として主食(ごはん)・主菜・副菜を食べていただきたいという想いで、ボリューム面も鑑みて開発」したとのこと。
味について「味は全部美味しい」「美味しかったです」と好意的な声が目につきます。ところが海苔弁に関しては「これで500円は安いって」「お手ごろ価格」という声がある一方で、他の商品に関しては「強気な価格設定」「高いなと思いつつ買ってしまいました」といった声もあったりします。
この点については「大阪・関西万博全体的にインバウンド価格などと言われてしまっていますが、夢洲という地形上物流費などのコストがかかっているのは事実です。その中でも、なるべく多くの方が手にしていただけるように、海苔弁は税込500円とさせていただきました。こちらは会場内での食事メニューで、高コスパと大変ご好評いただいております」と話してくれました。

「和牛は海外の方が“おいしい!”とわざわざ戻られてコメントをいただくこともあり、味の評価も非常に高いです」とも。

なお、同社が出店している大阪ヘルスケアパビリオン内のフードエリアは「予約不要で入館できるにも関わらず、まだまだ認知が少ないこともあり、長時間お待たせすることなく提供ができるため、駅近穴場スポットと言われているそうです」ということです。
※画像:株式会社ほっかほっか亭総本部提供
(執筆者: 6PAC)

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