あく抜き簡単、水煮でもOK!6月まで楽しめる「わらび」のエスニック風ソテー|キッチンにひと工夫

料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は「わらび」の美味しい食べ方をご紹介します。
今まで素通りしてきた食材だったのに…
「ふきのとう」の回に続いて、扱い方がわからない山菜シリーズの第2弾は「わらび」です。
6月ぐらいまで収穫されるわらびは、山菜のなかでも長く楽しめる食材のひとつ。
やわらかく炊いたしょうゆ風味の料理が定番ですが、私はこの味付けがちょっと苦手で、野菜コーナーでわらびを見かけてもいつも素通りしていました。
でもナンプラーを使ってエスニック風味にしても美味しいかも……と思い立ち、「よしっ、やってみよう!」と買って帰りました。
生のわらびは調理の前にあく抜きをする必要があるのですが、その簡単な方法もご紹介します。もちろんあく抜きされたものを使ってもOKですよ!
<あく抜きの方法>

1. 鍋に水(1リットル)、小麦粉(大さじ5)、塩(小さじ1/2)を入れよく混ぜ、沸騰させる。わらびを入れて弱めの中火で10分ほどゆでてあくを抜く。

2. ざるにあげ、煮汁を洗い流して水けをきる。食べやすい大きさに切って調理する。
わらびと豚肉のエスニックソテー

ビタミンBやビタミンE、不足しがちな食物繊維や葉酸が豊富なわらび。
エスニック風味なので、暑くなってきた今の季節にもぴったりの1品です。

<材料(2人分)>
・わらび(あく抜きしたもの)…150g
・豚バラ肉(スライス)…100g
・油…適量
・ナンプラー…大さじ1
・砂糖…小さじ1
・酢…小さじ1
・一味唐辛子(お好みで)…適量
<つくり方>

1. フライパンに油をあたため、食べやすい大きさに切った豚バラ肉を炒める。

2. 豚肉の色が変わったら、わらびを加えて油をなじませるようにし、ナンプラー、砂糖、酢をからめる。

3. 水分が少なくなるまで火を通したらできあがり。器に盛り付け、お好みで一味唐辛子を振ってピリ辛に。
<ポイント>
わらびは豚肉との相性が良く、さらにナンプラーを使ったらとても美味しくなりました。
酢は忘れずに入れてください。酢を少し足すことでわらびのクセが和らぎ、ごはんに合うおかずができあがります。
このレシピ、とても気に入ったので、またすぐにわらびを買ってこようと思います。

冷蔵庫で眠っている「ナンプラー」は、いつものごはんで使ってほしい!

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