俺が働いてるから生活できてる?発言に、静かに提出“収入証明書”
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、モラハラ気質の旦那を静かに攻撃…驚愕の妻の快進撃を描いた、実話ベースの体験談です。
投稿者は、都内在住の30代女性・Kさん。
今回は、思わず「妻よ、よくやった…」と胸が熱くなる“ 妻の日々の努力の話 ”についてお話します。
テーマはなんと、「亭主関白気質な旦那の思考の変化!」です。
妻の仕事を認めた瞬間、夫の妻の仕事を認めない感覚が、モヤモヤを通り越して、怒りに変わっていった…。
でも、最後にはスカッと終われた私の小さな奮闘記。
よろしければお付き合いください。
★1話完結で描かれる、夫婦の絆どうなるのかを描いた衝撃の物語です★
きっかけは、何気ない一言でした

「俺が働いてるから、お前たちが生活できてるんだぞ」
それは、ある週末の夕食中のことでした。
夫の口から、何気なく──けれど、私には到底受け入れられない一言が飛び出しました。
確かに、夫はフルタイムで働いています。
でも、私も自宅で在宅ワークをしています。
育児をしながら、家事を回しながら、それでも毎月十数万円を稼いでいます。
それなのに──
「俺のおかげで生活できてる」って、どういうつもり?
私はその言葉を、笑って流すことなんてできませんでした。
「専業主婦は楽」だと思ってる?
夫は以前から、家のことを“ 軽く ”見ている節がありました。
仕事から帰宅しても、「疲れた〜」とソファに直行し、私が子どもをお風呂に入れていても、ゲームに夢中。
「昼間ずっと家にいるんだから、楽でしょ?」
そんな空気を出してくるのです。
でも実際は──
子どもの送り迎え、3食の用意、洗濯、掃除、地域の役員業務、在宅でのWEBライティングの納期対応……
家に“ いるだけ ”で楽なんてこと、ひとつもありません。
私はずっと我慢してきました。
けれど、「俺が働いてるから〜」というあの言葉で、何かが切れてしまったのです。
静かに、でも確実に“突きつけた”

次の日、私は在宅ワークの明細や源泉徴収、そして確定申告の控えなどをすべて印刷しました。
さらに家計簿アプリをスクショし、毎月どれだけの生活費を“ 私が出しているか ”も一目でわかるようにまとめました。
夜、夫が仕事から帰宅し、いつも通りのんびり晩酌を始めたタイミングで──
私はその書類を一式、テーブルに静かに置きました。
「これ、見ておいてね」
夫は「何これ?」と怪訝そうにしながらも目を通し──だんだんと顔色が変わっていきました。
「……お前、こんなに稼いでたの?」
「うん。あなたの手取り、15万くらいでしょ? 私、今月は18万だった」
私は事実を淡々と告げました。
もちろん、収入を競い合いたいわけじゃありません。
ただ、「俺のおかげで生活できてる」なんて言葉を、二度と言わせたくなかったのです。
夫の反応に、少しだけ救われた

しばらく黙っていた夫は、ポツリとこう言いました。
「……ごめん。正直、なめてた。家のことも、在宅の仕事も」
そして続けて、
「俺の方が“ 稼いでる ”って思ってた。今までも、これからも」
私は「そう思ってたんだろうな」と苦笑いを返しました。
でも、夫が素直に認めてくれたことは、正直嬉しかったです。
その日以降、夫は少しずつ変わりました。
洗い物をしてくれたり、子どもの寝かしつけを担当してくれたり──
ほんの些細なことでも、私への“ 敬意 ”が見えるようになったのです。
まとめ:「生活はチーム戦」“ 誰のおかげ ”じゃない
★ 家族の生活は“支え合い”で成り立っているもの
★ 稼ぎだけでマウントを取るのは、思いやりの欠如
★ 言葉の一つ一つに、相手の努力への敬意を込めてほしい
収入の額がどうこうではなく、「おかげさま」の気持ちこそが、家庭を支える最大の柱。
自分の頑張りを軽んじられたとき、黙ってスルーする必要なんてありません。
“ 静かな反撃 ”が、相手の目を覚まさせることもあるのです。
この記事が、同じようなモヤモヤを抱える誰かの背中を、少しでも押せますように。

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