子ども産まれたんだから、仕事はやめて当然でしょ?義母の思想に喝!
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、自身の価値観を押し付ける?…驚愕の義母を描いた、実話ベースの体験談です。
投稿者は、地方都市在住の20代女性・Oさん。
今回は、「思わずそれは義母の考えでしょ?」と声をあげた“ 昭和の考えを押し付けてくるトラブル ”についてお話します。
テーマはなんと、「職場復帰と家庭に入るかの考え方の違い」です。
義母とのちょっとした感覚のズレが、気づけばモヤモヤを通り越して、怒りに変わっていった…。
でも、最後にはスカッと終われた私の小さな奮闘記です。
よろしければお付き合いください。
★1話完結で描かれる、義母と私の価値観をめぐる衝撃の物語です★
“ 当然 ”のひと言が、私の心をザクッと刺した

第一子を出産して半年が経った頃のことです。
夜泣きも少しずつ落ち着き、私の生活にもほんの少し余裕が戻ってきました。
そんなある日、久しぶりに義母が我が家に訪れました。
孫を見せるついでに、私が「職場復帰の話が出ていて…」と何気なく話したときです。
義母は笑顔のまま、こんな一言を放ちました。
「子ども産まれたんだから、仕事はやめて当然でしょ?」
……思わず、時が止まったような気がしました。
彼女の中で“ 育児=女の仕事 ”が完全に定着していることが、痛いほど伝わってきたのです。
私だって母親だけど、“ 私 ”を捨てたくはない
もちろん、子どもが最優先なのはわかっています。
でも私は、仕事も大好きでした。
キャリアを積み上げてきたからこそ、今の自分があるとも思っています。
それを「母になったんだからやめて当然」と言われるのは、まるで自分の人生そのものを否定されたようで──悔しくてたまりませんでした。
義母の時代はそれが“ 普通 ”だったのかもしれません。
でも今は、共働きが当たり前の時代。
そして何より、子育てと仕事の両立を望む女性だって、たくさんいるんです。
夫の態度にもモヤモヤが爆発寸前

さらにショックだったのは、夫の反応でした。
義母の発言に苦笑いしつつも、否定するでもなく、「ま、まぁ……母さんの時代はそうだったしね」なんて曖昧に流したのです。
は? 私の気持ちはどこへ?
まさか、夫も“ そういう価値観 ”なの?
家族のサポートなしでは育児も仕事も両立できないのに、
一番近くにいるはずの夫が“ どっちつかず ”の姿勢だなんて。
このときの怒りと悲しみは、今でも忘れられません。
ついにブチギレた私のひと言

次の週末、義母がまた我が家を訪れたとき。
例の「仕事はやめて当然」発言が、また繰り返されました。
その瞬間、私の中で何かがプツンと切れました。
「義母さん、じゃあ逆に聞きますけど、
お義父さんが“ 父親になったから退職 ”って言ってたらどう思います?」
義母はポカンとした顔。
「男は仕事して当たり前でしょ?」と、口をついて出そうになっているのが見えました。
でも、私は静かに続けました。
「私は“ 母親 ”である前に、ひとりの“ 人間 ”です。
子どもが産まれても、自分の人生を大切にしたいんです。
それが、悪いことでしょうか?」
義母は黙り込みました。
夫もようやく「俺も、君が復帰したいなら全力で応援する」とはっきり言ってくれました。
その日を境に、義母の言動が一変
それ以来、義母は私の働くことについて何も言わなくなりました。
むしろ最近では「大変だろうけど頑張ってね」と、優しく声をかけてくれるように。
思い切って気持ちを伝えたことで、義母との関係も少しずつ変わっていきました。
夫も以前より家事や育児に協力的になり、今では家族全員が“ チーム ”として動いている実感があります。
まとめ:母親でも、人生を諦めなくていい
★ “ 母親なんだから ”という言葉は、ときに大きな呪縛になる
★ 家庭と仕事、どちらも大切にしたい気持ちはワガママじゃない
★ 自分の意志をはっきり伝えることで、周囲は変わっていく
母親になったからって、夢やキャリアを諦める必要はありません。
“ 当然 ”を押しつけてくる価値観には、しっかり自分の意志で線を引いて。
この記事が、同じようにモヤモヤを抱える誰かの背中を押せますように。

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