【大阪府大阪市】大阪の老舗喫茶「カフェ英國屋」が万博に出店！「55年前の万博カレー」を販売

創業60年を超える大阪の老舗喫茶「カフェ英國屋」は、ゴールデンウイークとお盆期間中、大阪・関西万博にブースを出展。

「55年前の万博カレー」や「万博ソーダ(目玉シール付き)」など、万博限定メニューで大阪の喫茶文化を発信する。

「カフェ英國屋」が大阪・関西万博にブース出展！

1961年の創業の老舗喫茶「カフェ英國屋」は、“豊かなくつろぎと本物の味”をキャッチコピーに、美味しいコーヒーやスイーツを提供するだけでなく、訪れる人にとって心からくつろげる憩いの場であり続けることをこだわりにもつ。重厚なソファ席や落ち着いた照明、行き届いた接客など、非日常を感じられる上質な空間づくりに努めてきたという。

今回の出展は、実店舗とは異なり、テイクアウトで気軽に楽しめる万博限定スタイル。すべての容器は持ち運びやすく設計され、付属の専用スプーンやストローも環境に配慮した素材が使用される。万博のテーマである「未来社会のデザイン」に沿った、環境配慮型の提供方法を行うとのことだ。

55年前の万博カレー＆英國屋ビーフカレー

今回の出展でチェックしたいのが、55年前、1970年の大阪万博の会場で提供されたカレーを再現したという「55年前の万博カレー」。

洋食文化が一般家庭に広まりつつあった時代、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、牛肉を使った素朴な風味で、現代のカレーと比べるとスパイスは控えめで、日本人の味覚に合わせた優しい味わいが特徴だったそう。復刻にあたり、三和実業とMCC食品のチームは当時のレシピと写真資料を徹底的に研究。実際に調理に携わった方への取材も行い、可能な限り忠実な再現を目指したという。

「55年前の万博カレー ＆ 英國屋ビーフカレー」1,500円。トッピングは、ポテトサラダ＆ブロッコリー＆ガリ＆福神漬け＆マンゴーだ。

他にも「55年前の万博カレー ＆100時間かけたカレー」1,800円や、動物性原料を一切使用しない未来志向のカレー「プラントベースカレー(動物性不使用)」1,600円など、メニューは様々。

「英國屋特製ビーフカレー」、「55年前の万博カレー」、「100時間煮込みカレー」、「プラントベースカレー」の4種を一度に楽しめる「4種カレー盛り合わせ」2,800円は、ご飯の量が通常の2倍の400gと大満足の一皿だ。

また、神戸・長田発祥の牛すじとこんにゃくを甘辛く煮込んだ関西人のソウルフード「ぼっかけ」を取り入れたメニューも。「カレーにぼっかけ」は、関西流の美味しい食べ方としても人気だそう。

「ぼっかけ」をトッピングした「55年前の万博カレー ＆【ぼっかけ付き】英國屋ビーフカレー」1,700円もおすすめだ。

豊富なドリンクメニューにも注目！

「万博ソーダ」は、万博のために開発された赤・青・透明の三層で構成されたドリンクだ。

下層はブルーとレッドのゼリー、中層は爽やかな炭酸、そして上層はレモネード。混ぜても美味しく、見た目も楽しい“進化系ソーダ”。ふたに貼られた「目玉シール」もキャッチーでインパクト抜群の一杯だ。

「ミックスジュースフロート」は、バナナ、りんご、黄桃、パインをあわせた大阪名物ミックスジュースに、アイスクリームをトッピング。

レトロかわいいクリームソーダ「クリームソーダ(メロンソーダ)」では、大人の“懐かしさ”と、子どもたちの“ワクワク”が詰まった、喫茶店の王道ドリンクを味わってみて。

そのほか、お土産用に「英國屋」監修の「ロイヤルブレンドコーヒー」と、MCC神戸の「100時間かけたビーフカレー」を詰め合わせた特製ギフトセットなどの販売もある。

神戸大丸に「カフェグランシェ」が4月23日(火)オープン

また、「カフェ英國屋」では新たなくつろぎのかたちを展開中。

神戸大丸店9階にて、4月23日(火)に「カフェ英國屋」の姉妹店「カフェグランシェ」がオープンした。

店内は39席。天然木に囲まれた半個室風の座席で一人でも立ち寄りやすい。

メニューのランチプレートは季節ごとに変わり、4月は「ビーフシチュープレート」を提供中。

「マロンとバナナのチョコレートワッフル」や「ほうじ茶アイスと抹茶のワッフル」など、デザートのワッフルは、一枚ずつ焼き上げられている。

55年前の大阪万博の頃から、大阪人に愛されてきたという老舗喫茶「カフェ英國屋」。今回の大阪・関西万博での出展でもチェックしてみては。

■カフェ英國屋 万博店
出店場所：ORA外食パビリオン「宴～UTAGE～」七丁目フードゾーン
出店期間：4月28日(月)～5月11日(日)、8月11日(月)～8月17日(日)
営業時間：9:30～21:00予定
販売形態：テイクアウト販売 ※予約不要(フードコートの予約席は事前予約も可)
「カフェ英國屋」公式HP：https://www.cafe-eikokuya.jp

(熊田明日良)

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