「俺、家では自由でいたい!」発言に限界!!私がとった家出プチ復讐の全記録
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、「夫の発言にカチン!」奥さまの衝撃な行動…驚愕の夫婦間トラブルを描いた、実話ベースの体験談です。
投稿者は、都市在住の30代女性・Nさん。
今回は、“ 夫の自由すぎる発言 ”自分のことしか頭にない夫の対処法についてお話しします。
今まさに「夫がウザいな~」と悩んいる方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
どうぞ最後までご覧ください。
★1話完結で描かれる、自由すぎて悩む夫と行動力のありすぎな奥さまの衝撃的な物語です★
「俺、家では自由でいたい」って何様?

ある日の夕食後、夫が口にした何気ないひとこと。
「俺さ、家では自由でいたいんだよね。気遣いたくないっていうか」
私は思わず手に持っていた箸を落としそうになりました。
一瞬、聞き間違いかと思ったんです。
でも、夫は真顔で続けました。
「だってさ、職場でも外でも気使ってるんだよ?せめて家くらいリラックスしたいじゃん?」
それってつまり、私の存在は“ 気を使わせる負担 ”ってこと?
子どもの世話、家事、仕事……ぜんぶこなしている私に向かって、“ 自由でいたい ”とは、よくもまあ言えたもんです。
「私が誰のおかげで今の生活を支えてると思ってるのよ?」
その言葉が喉まで出かかったけれど、私は飲み込みました。
もう言葉では響かない──そう、直感しました。
私は「おかん」じゃないし、召使いでもない
夫のその発言をきっかけに、私の中で“ 何か ”が音を立てて崩れました。
・ソファに座ったまま命令口調で「お茶ー」
・洗濯物がたたまれてないと不機嫌
・ゲーム三昧で、子どもの宿題チェックは全部私任せ
……それで「自由にさせてほしい」って?
自由の意味、履き違えてませんか?
私はあなたの“ 母親 ”でもなければ、“ マネージャー ”でもありません。
結婚はチーム戦。
なのに夫は、最初から“応援されて当然”の選手気取り。
私はもう、ベンチにすら立ちたくない気分でした。
決行!1泊2日の“家出プチ復讐作戦”
怒りに任せて責め立てても、きっと夫は聞く耳を持たない。
そこで私は、“ 無言の行動 ”で示すことにしました。
【作戦内容】
子どもは実家に預ける
夫には「1泊だけ友達と温泉」とだけLINE
家事放棄、食事準備ゼロ
玄関に「自由、満喫してね♡」とメモを置く
私はスーツケース片手に、近場のビジネスホテルへ向かいました。
チェックインした瞬間、なんとも言えない開放感。
「家を出る」って、こんなに清々しいものなんだと初めて知りました。
部屋着に着替えてベッドに沈んだ瞬間、じんわりと涙が出てきました。
悔しさと疲れが、ようやく言葉にならずに溶け出していくようでした。
置いてきた夫からの“連絡ラッシュ”
私が出て行った日の夜。
夫からはLINEが数件。
「え、マジでどこ行ったの?」
「子どもは?晩飯どうすんの?」
「なあ、帰ってこないの?」
──ああ、“ 自由 ”ってこういうことなんだよ。
いつも私が、あなたの快適な生活を“ 整えていた ”ってこと、ようやく分かったみたいね。
あえて返事はせず、既読スルー。
私は温泉にゆっくり浸かりながら、スマホの通知音をBGMに優雅な夜を過ごしました。
帰宅後の夫、まさかの姿にスカッと!
翌日の夜、私は何食わぬ顔で帰宅。
すると、夫はソファで丸くなって待っていました。
テーブルの上には、スーパーのお惣菜の残り。
洗っていない皿、洗濯物の山、床に落ちたお菓子の袋。
「……悪かった。自由って、けっこう大変だな」
私が黙って荷物を下ろすと、夫は小声で言いました。
「ちょっと、ありがたみってやつが分かった気がする」
遅いわ!と叫びたくなったけれど、私はぐっとこらえてこう言いました。
「なら、次は“ お互いに自由 ”を意識してもらえると助かるわ」
そのあと夫は、少しだけ食器を洗っていました。
ぎこちないけど、私には“これが始まり”に見えました。
終わりに:自由には、責任がつきもの
★ 家の中の“ 快適さ ”は、誰かの努力で成り立っている
★ 自由を主張するなら、相手の負担も想像すべき
★ “ 何もしない自由 ”は、誰かが“ 全部やってる ”からこそ成り立つ
私がした“ 家出プチ復讐 ”は、物を壊したわけでも暴言を吐いたわけでもありません。
ただ、日常を“ 提供する側 ”がいなくなったらどうなるかを体感させただけ。
この出来事をきっかけに、夫は「家のこと、手伝うよ」と少しずつ変わり始めました。
本当の自由は、「お互いが尊重し合ってこそ」なのだと、夫にも届いていたら嬉しいです。

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