ゴミ出しチェックおばさん?我が家に貼られた無言のメモ攻撃の恐怖
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、「巷でうわさのゴミチェック大好き名物おばさん」誰も言えなかった…驚愕のご近所のトラブルを描いた、実話ベースの体験談です。
投稿者は、都市在住の20代女性・Cさん。
今回は、“ ゴミ出しを毎回要チェック ”ご近所さんに言いたいことを伝えた、私がとったちょっとだけ強気な対処法についてお話しします。
今まさに「あまりにも監視がきつい、気持ち悪い…」と悩んいる方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
どうぞ最後までご覧ください。
★1話完結で描かれる、ゴミ出しチェック大好き隣人さんに悩む衝撃な物語です★
「この町内、ちょっとだけクセが強いかも…?」
夫の転勤で引っ越してきた新しい町。
一戸建てが並ぶ静かな住宅街で、「ここなら子育ても落ち着いてできそう!」と思っていたのも束の間…。
ある日、町内会のゴミ当番をしていたときに、近所の“名物”とも言える存在を知ることになりました。
その人のあだ名は――「ゴミ出しチェックおばさん」。
ゴミ捨て場の主!? 驚きの監視力
チェックおばさんことAさんは、いつもゴミ捨て場近くにいるご近所の女性。
「地域のマナーを守るため」と言いながら、ゴミ袋の名前ラベルや収集日を毎朝チェックしている様子。
しかも、その目は異常に鋭く、
「今日って燃えるゴミの日じゃなかったわよね?」
「この袋、誰が出したのかしら〜?」
なんていう“無言のプレッシャー”で、町内を支配しているようでした。
ある朝、ドアに貼られた謎のメモ
ある日、子どもを幼稚園へ送って帰宅すると、玄関ドアに何やら紙が貼られているのを発見。
そこには手書きで、
「ゴミの分別、確認したほうがよろしいかと。」
え?誰が?何のこと?
よく見ると、宛名も差出人もない無記名メモ。
ただ、その文体から察するに…あのチェックおばさん以外に思い当たる人はいませんでした。
まさかの“2枚目”に背筋が凍る
数日後、再びメモが貼られていました。
今度は、
「○月○日、水曜。缶とペットボトルが混ざっていたようです。」
しかも、日付入りでしっかりチェック済み。
ゴミ袋を開けられたのか、それとも中身が見えていたのか…?
無記名ながらも、じわじわと精神的ダメージを与えてくる“無言のメモ攻撃”に、ついに私も限界を迎えました。
ご近所のママ友がこっそり教えてくれた真実
ある日、同じ幼稚園のママ友Bさんがこっそり声をかけてくれました。
「もしかして…最近、ドアにメモ貼られてない?」
驚いてうなずくと、彼女はため息まじりに言いました。
「うちもやられたことあるよ。“ 正義の味方 ”気取りで町内を見張ってるの。でもね、自分の家のゴミはこっそり分別ミスしてたの、私見ちゃった。」
まさかの二重基準に、怒りとあきれが混ざった気持ちに。
スカッと反撃!やりすぎたらこっちも黙っていません

私は決意しました。
管理会社へ、事実と写真を添えて報告。
もちろん、「注意喚起としてメモを貼られた」とだけ伝え、名指しはせず。
すると数日後、町内掲示板に“ゴミ分別は自治体ルールに従い、他人の敷地や私物への貼り紙等はご遠慮ください”というお知らせが。
さらに、その直後からチェックおばさんの姿がパタリと見えなくなったのです。
終わりに:見張るより、見守る町でありたい
★“ 注意 ”は、匿名ではなく対話で行うべき
★ルールを守らせたいなら、自分がまず見本に
★「モノを言わずに圧をかける」やり方は、誰かを傷つけることがある
「マナー」や「地域のきまり」は大切。
でも、それを振りかざして人をコントロールしようとした瞬間、それは“支配”に変わるのだと思います。
あれ以来、我が家のドアには何も貼られなくなりました。
代わりに――私はポスト横に小さな札を付けました。
「いつも見守ってくださって、ありがとうございます。ゴミ出し、家族で見直しました。」
少し皮肉も込めつつ、それでも“やり返しすぎない”自分を、ちょっぴり誇らしく思っています。

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