TLC、ミュージカル『CrazySexyCool – The Musical』が2026年に全米上演へ
TLCの物語が舞台化される。ビル・ディギンズ率いるディギット・シアトリカル・グループが、【グラミー賞】受賞経験を持つ人気トリオを題材にしたミュージカルをプロデュースし、2026年に初演される予定だ。
『CrazySexyCool – The Musical』と題されたこのミュージカルは、ティオンヌ・“T-ボズ”・ワトキンス、リサ・“レフト・アイ”・ロペス、ロゾンダ・“チリ”・トーマスがTLCを結成し、音楽業界における女性としての壁を打ち破った、“ほぼ真実”に基づいた物語を描く。ディギンズが本作をプロデュースし、スティーヴン・ガブリエルがエグゼクティブ・プロデューサーを務める。
故ボブ・マーリーのミュージカル『One Love: The Bob Marley Musical』を手がけたKwame Kwei-Armahが脚本・演出を担当し、クロエ・O・デイヴィスが「Ain’t 2 Proud 2 Beg」「Waterfalls」「Creep」「Unpretty」「No Scrubs」など、ミュージカルでフィーチャーされるTLCの大ヒット曲の振付を行う。
「TLCは常識を覆しました」とディギンズはプレス向けの声明で述べ、「彼女たちの音楽は、世界中の女性たちに声を与え、自信を持って遠慮せずに生きる力を与えました。しかし、これは単なる音楽についての物語ではなく、彼女たちの間にある姉妹のような絆、そして想像を絶するような困難とチャートでの成功という両極の経験を通じて築かれた強い絆についての物語です」と説明している。
T-ボズは、「この物語を舞台で上演できるなんて夢のようです。私たちはキャリアを通して世界各地でパフォーマンスを行ってきましたが、自分たちの物語と音楽を舞台化するのは、まったく新しく、そしてワクワクする挑戦になります」と付け加えている。
チリも同意し、「このプロジェクトには、業界で最も優れた人たちが携わっています。観客は、私たちの物語をーーほとんどが事実に基づいていて、少しだけフィクションが織り交ぜられていますーー私たちの手法で聞くことが可能になります。そして、もちろんみなさんが大好きなヒット曲に合わせたものになります」と語っている。
『CrazySexyCool – The Musical』は、2026年6月から8週間にわたり、米ワシントンD.C.のアリーナ・ステージにて、同シアターの75周年記念シーズンの一環として世界初演される予定だ。ショーの詳細は、公式ウェブサイトで確認できる。
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