【深ヨミ】AKB48『まさかのConfession』の初週販売動向を過去作と比較調査
2025年4月9日公開のBillboard Japan週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”(集計期間:2025年3月31日~4月6日)で512,791枚を売り上げて首位を獲得したAKB48『まさかのConfession』。
4月2日にリリースされた本作は結成20周年を迎えたAKB48の65thシングルで、初回限定盤Type-A・B・C、Official Shop盤、そして通常盤の5形態でリリースされている。本作には、八木愛月が初めて表題曲「まさかのConfession」のセンターを務めている。カップリングには、インディーズ時代にリリースされた「桜の花びらたち」を現役メンバーで歌唱した「桜の花びらたち 2025」や、6月15日にグループから卒業予定の村山彩希のソロ曲「ゆいりー」など楽曲が収録されている。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し『まさかのConfession』の販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/148422/2)は『まさかのConfession』と2024年7月リリースの64thシングル『恋、詰んじゃった』、そして2024年3月リリースの63rdシングル『カラコンウインク』の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また、一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2025年に発売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。
グラフを見てみると、『まさかのConfession』の販売比率は過去2作と比べて、より全シングルに近い比率に変化していることが目に入る。『カラコンウインク』『恋、詰んじゃった』では70%を超えていた関東が、『まさかのConfession』では約64%に減少している反面、中部は約12.4%、九州は約7.7%に増加。また、北海道や東北は比較的近い比率で安定している。
図2(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/148422/3)では上記3作の初週と累計販売枚数を比較している。どの作品も初週で40万枚超の売上枚数を記録している中、『まさかのConfession』は3作の中で一番高い初動を記録し、ハーフミリオンを突破。過去2作は共に現時点で64万枚以上を累計で売上ており、『まさかのConfession』が今後どのように累計枚数を伸ばしていくか注視したい。
前々作『カラコンウインク』はリリースから通算10週、前作『恋、詰んじゃった』は通算14週に渡って当チャートにチャートインしている。『まさかのConfession』も2週目以降に今回比較した過去作のようなチャートアクションを見せていくのか、注目していきたい。
(C) AKB48
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