【北海道】音楽で繋がるプロジェクト「タンチョウの里 鶴居村音楽祭」開催に向けクラファン実施
北海道鶴居村は、「タンチョウの里 鶴居村音楽祭」開催に向け、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを、4月1日(火)~6月30日(月)の期間で実施している。
自然環境豊かな美しい村
ひがし北海道に位置する鶴居村は、人口約2,500人の小さな村で、村名の由来ともなる特別天然記念物タンチョウ(鶴)をはじめ、希少な動植物を育み多様な生態系を維持する日本最大の湿地「釧路湿原国立公園」を有する。
雄大な自然に囲まれ、牧草・森林地帯が広がるのどかな村。その最大の魅力は「美しさ」で、「日本で最も美しい村」連合にも加盟している。
また、世界三大ピアノのひとつであり、ウィーンの至宝と称される「ベーゼンドルファー(Bösendorfer)」のピアノが、鶴居村に寄贈されている。この寄贈は、鶴居村で文化的な活動が一層盛んになることを願い、その一環として、地域振興のための重要な役割を果たしてもらいたいとの思いから実現した。
「タンチョウの里鶴居村音楽祭」でも使用されるのをはじめ、今後も地域の音楽愛好者やアーティストたちがこの素晴らしい楽器を通じて交流し、さらなる音楽文化の発展に貢献することが期待されている。
「鶴居村だからこそ実現できる音楽祭」を開催
鶴居村では、村に音楽文化を根付かせ、音楽の力で地域振興を図りたいとの思いから、村内有志たちによって「鶴居村音楽祭実行委員会」を結成。「地域に愛される音楽祭」をテーマに、「鶴居村だからこそできる音楽祭」の開催を企画している。
地域に愛され、鶴居村らしい音楽祭を開催したいとの想いから、コロナ禍をきっかけに鶴居村へ移住した指揮者・石川征太郎氏を音楽監督に迎え、想いに賛同した国内外で活躍する音楽家4名の協力を得て、2023年に村で初となる音楽祭「タンチョウの里 鶴居村音楽祭」を開催した。石川氏は、海外での公演にて活動しており、現在鶴居中学校吹奏楽部の指導員を務めている。
3名の音楽家が賛同
賛同したのは、成田達輝氏(ヴァイオリン)、
上村文乃氏(チェロ)、
中野翔太氏(ピアノ)の3名。

スペシャルオーケストラ
2024年には、引き続き4名の音楽家の協力と、同音楽祭のために結成されたスペシャルオーケストラの演奏と共に、大盛況のうちに成功を収めた。2025年も同様に充実した音楽祭の開催を計画しており、「タンチョウの里 鶴居村音楽祭」開催に向けた支援を得るため、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを実施している。
ひがし北海道の釧路地域では、過疎化などの影響で生演奏を聴く機会は限られており、生の演奏を聴くことは地域住民にとって貴重な機会となる。音楽を愛する人をはじめ、より多くの人が演奏を楽しめる場を提供することが重要となる。

2024年度実施のメインコンサートの様子
そこで、この地域で本格的な演奏を聴ける機会を設けることで、地域住民が音楽の楽しさを実感できるとともに、訪れた音楽家にとっても、他では味わえない特別な体験となる音楽祭を企画。そして、地域に音楽文化を根付かせ、音楽家と住民、音楽愛好家が一堂に会し、共に音楽を楽しむ貴重な時間を生み出すことを目指している。
初の試みとして村外での公演も企画
クラウドファンディングは、2,000,000円を目標金額に実施している。昨年に引き続き、成田氏、上村氏、中野氏を招き、スペシャルオーケストラを結成。11月26日(水)に鶴居村内小中学校へのアウトリーチ活動&ミニコンサート、29日(土)にディナーパーティーでのコンサート、11月30日(日)に鶴居村村民スポーツ・健康増進施設にてメインコンサートを実施予定。
また、初の試みとして村外での公演も企画しており、11月28日(金)に「日本で最も美しい村」連合に加盟する北海道根室地域の標津町でのコンサートを予定している。
自然環境豊かな美しい村で開催予定の「「タンチョウの里 鶴居村音楽祭」を支援してみては。
プロジェクト名:タンチョウの里鶴居村 音楽で繋がるプロジェクト
ふるさとチョイスGCF:https://www.furusato-tax.jp/gcf/?header
タンチョウの里 鶴居村音楽祭 公式サイト:https://www.tsuruivillagemusic.com
(山本えり)
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