地域新聞社と和洋菓子店「もりしん」が、千葉県産農産物を生かした「蒸しどらやき」を開発中
地域新聞社は、千葉市若葉区の和洋菓子店「もりしん」と共同で、千葉県の魅力を全国へ発信することを目的に、千葉県産の農産物を生かした新しい手土産として、「蒸しどらやき」の開発を進めている。地域新聞社が運営するECサイト「ちいきの逸品」を通じて、6月からの販売を予定している。
千葉県産の農産物を使用した「蒸しどらやき」を開発
千葉県産の農産物を生かした「蒸しどらやき」の開発は、「地元に愛される商品を作りたい」という思いで共感した和洋菓子店「もりしん」と、地域新聞社のECサイト「ちいきの逸品」が共同で企画し、2024年4月より始動した。
千葉県産の農産物をふんだんに使用した「蒸しどらやき」の開発にあたっては、県内農家にも協力を仰ぎ、まずは小松菜(着色料不使用ながら鮮やかな緑色が特徴)、ニンジン(自然な甘みを生かしたニンジンの甘露煮をさいの目状にして入れ、楽しい食感を演出)、ブルーベリー(粒感をあえて残し、爽やかな酸味がアクセントに)、牛乳(まろやかでコク深く、どこか懐かしいミルクの風味)、ピーナッツ(軟らかく煮たピーナッツが新鮮な味わい)の5種類を試作した。
さらに、地域新聞社が発行する地域密着フリーペーパー「ちいき新聞」の読者アンケートを実施したところ、「千葉といえば梨!」という声が多く寄せられたため、新たに「梨味」開発にも着手した。
食材の持ち味を最大限生かすための試行錯誤を繰り返しながら、和モダンをコンセプトにしたラベルデザインも制作している。また、商品名には千葉にちなんだ地名を取り入れる予定で、読者からネーミング案も募集したという。
アンケートや試食会を実施
「蒸しどらやき」の開発にあたり、2月7日(金)に、地域新聞社のママ読者コミュニティー「ちいきラボ」(登録者数1,500名以上)に登録しているママ読者と子どもたちを対象に、試食会が開催された。
試食会では、全6種類の「蒸しどらやき」の試食をしながら意見交換が実施された。その結果、「小松菜が入っているのに、子どもにも食べさせやすい!」「梨の果肉感があるのが珍しく、風味もしっかり感じられる」「ピーナッツにより親近感が湧いた」「ブルーベリーは粒感や酸味がもう少しあるといいかも」など、多くの高評価や改良のヒントが寄せられた。また、子どもたちが「もっと食べたい!」とおねだりする場面もあり、大盛況のうちに終了したという。
これを受けて、「もりしん」の森信由紀社長は、「参加者の声を反映し、さらに美味しい蒸しどらやきを作りたい」と意欲を見せており、6月の発売に向け、さらなる改良と最終調整を行っていくという。
ECサイト「ちいきの逸品」について
地域新聞社が運営するECサイト「ちいきの逸品」は、千葉県の地元産品を中心に、こだわりの品を各店直送で全国へ届けるECサイト。「ちいき新聞」の発行を通して培ってきた取材網を活用し、作り手に直接会い、丁寧にその魅力を伝えている。
千葉名産の「落花生」を使った加工商品をはじめ、地元の生産者や老舗が心を込めて手がけた商品を多数取り揃えている。
千葉県の和洋菓子の名店「もりしん」

右から、もりしんの森社長、ちいきの逸品担当の稲村氏
千葉市若葉区みつわ台にある「もりしん」は、地元の人々に愛される和洋菓子の名店。昭和46年の創業以来、職人が丁寧に仕上げる上品な味わいの和洋菓子が評判で、贈答品や手土産としても重宝されているそう。
また、先代から受け継いでいる「みつわしぐれ」は、明治神宮献上銘菓であり、千葉県優良推奨土産品・千葉市優良観光土産品にも認定されているという。
そのほか、ふっくら厚いスポンジのブッセ「若葉の月」も好評。中のクリームは落花生味とサツマイモ味の2種類で、千葉県の特産品を生かしている。
伝統を守りながら、二代目の森社長が新しい感覚を取り入れたお菓子作りに挑戦しているのも「もりしん」の魅力だ。「もりしん」の和洋菓子は、「ちいきの逸品」でも取り扱っており、人気商品となっているという。
6月販売予定の、千葉県産の農産物を使用した「蒸しどらやき」の完成をお楽しみに。
ちいきの逸品 HP:https://mart.chiicomi.com
(yukari)
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