アシュラント Assurant Japan スマホ再生ビジネス国内本格参入 2年内に完全自動化システムを国内構築し中古回収~再販の利益最大化、通信キャリアなどと協働

アメリカ・アトランタに本拠地を構え、米フォーチュン誌「米国で最も革新的な企業2023」の1社に選ばれた Assurant(アシュラント)の日本法人、Assurant Japan は、米国で先行稼働するスマートフォン再生完全自動化システムを日本国内に導入し、スマホ再生ビジネスに本格参入する。

年間2000万台のスマホ再生を手がける アシュラント が説明会を開催

アメリカ・イギリス・オーストラリア・韓国・日本の 8 拠点にスマホ再生 デバイスケアセンター を配備し、グローバルで年間2000万台のスマホ再生を手がけている アシュラント は、東京で説明会を開き、Assurant, Inc. Global Connected Living & International ビジュ・ナイア(Biju Nair)President、同 Global Supply Chain ブランドン・ジョンソン(Brandon Johnson)Senior Vice President、Assurant Japan 藤本潤一 代表取締役社長、同 Information & Digital Technology 石谷匡弘 Vice President らが日本国内展開について説いた。

スマホ端末を毎時600台 再生処理

アメリカで先行稼働するAssurant(アシュラント)「完全自動化された最新デバイスケアセンター」は、AI搭載オートメーションシステムで、スマホ端末の修理とリファービッシュを高速化。

処理速度は典型的な再生工程よりも 5割アップ、一般的な業界の再生平均日数が50日に対し、アシュラント完全自動化デバイスケアセンターでは平均10日間と5分の1にまで短縮させ、高速・高精度処理で毎時600台のスマホ端末が再生処理されていく。

完全自動化されたスマホ再生最新デバイスケアセンターの流れ

まず入荷したケースの自動仕分け。最大21インチまでのスマホ・タブレットを12台のカメラが6面すべてのバーコードを毎時1800箱をスキャンし、毎時800箱を自動でカット。

スマホ端末にQRコードを貼り、施設内の全行程を監視。ドライアイスクリーニングを経て、毎時1200台のスマホを4K高精細画像で撮影し、個々の端末を評価し自動的にグレード分けする。

さらに20種類以上のスマホ端末欠陥を検出し、リファービッシュを経て毎時30台ペースでスマホ端末を仕上げていく。

さらにここから傷や軽微な損傷を消し去り、1台につき最大50ドルの再販価値を引き上げていく。

そして、カメラ・スピーカー・マイクなどの機能をチェックし、個人データをすべて消去し端末を工場出荷状態にリセットする。

最終ラインでは、出荷に向けて自律移動ロボットがスマホを格納していく。

国内通信業者や小売業者 製造メーカーと協業
健全で持続可能な循環型経済を実現

Assurant Japan は、国内通信業者や小売業者、製造メーカーと協業し、「健全で持続可能な循環型経済を実現させていく」という。

この目標にむけて「完全自動化による端末処理コストの最小化」「中古スマートフォンの再販利益の最大化」「トップクラスの品質を備えた認定中古スマートフォン(CPO)の安定供給」を強化していく。

また、日本国内市場の戦略的ゴールにむけては、「信頼性とパフォーマンスを兼ね備えたグローバル販売ネットワークのさらなる拡充と強化」「認定中古スマートフォン(CPO)の標準的なグレード基準の確率、グレーディングプロセスの完全自動化」をめざすとも伝えていた。

「日本国内 Assurant(アシュラント)スマホ再生デバイスケアセンターの完全自動化は2年以内に達成したい。

日本国内の中古スマートフォン再生利用率は、6〜7%しかない。そこに Assurant(アシュラント)のスマホリファービッシュ完全自動化システム導入で、中古スマホ再生ビジネスの利益最大化を図りたい」

◆Assurant Japan アシュラント
https://www.assurant.co.jp/

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