レディー・ガガ、リトル・モンスター32人が主役の「Abracadabra」ファン・バージョンMV公開
レディー・ガガのファン、通称リトル・モンスターの32人が、“ファンから主役へ”と変貌を遂げる「Abracadabra」ミュージック・ビデオの特別編集版に出演した。この映像はMastercardとのキャンペーンの一環として、現地時間3月29日に公開された。
ガガ本人はこの映像の冒頭に登場し、「テーマは“ファンか死ぬか”」と語っている。これは、オリジナル版のMVで彼女が語った「テーマは“踊るか死ぬか”」というセリフをもじったものだ。
「リトル・モンスターたち、私のステージはあなたたちのもの」とガガは続ける。
特別編集版のMVは、オリジナル版と同様にパリス・ゴーベルが監督を務めている。出演したファンたちは、まるで人生最高の瞬間を過ごしているかのように、情熱的かつ心のこもったパフォーマンスを披露している。
この映像はMastercardの「かけがえのない体験」と題されたキャンペーンの一環として制作されたものだ。応募者は#MastercardGagaContestのハッシュタグをつけてSNSで自身の「Abracadabra」ダンスを投稿することで、ファン・バージョンMVへの出演と、ガガと「クラブ・メイヘム」で直接会える機会を得ることができた。
現地時間3月29日の午後に初公開されたこのファン・バージョンMVには、すぐに多くのリトル・モンスターたちからコメントが寄せられ、その才能とエネルギーに称賛の声が相次いだ。中には、このファン・バージョンを見て涙したという声もあった。
マスターカードは、選ばれたリトル・モンスターたちがガガ本人と対面する様子も公開している。この企画では、ガガのダンサーから「Abracadabra」の振り付けを学んでいる最中、ガガがマジックミラーの向こうから突然現れ、アーティストとファンとの関係について語り合うというサプライズがあった。
「リトル・モンスターズには、特別なつながりがある。みんな全力を尽くしている。こんなに感情的になるとは思っていなかった」と当時ガガはこっそり見守りながら述べていた。
最近の米ビルボードとのインタビューで、ガガは『メイへム』時代に入り、ファンとの距離がさらに縮まったと語っていた。「リトル・モンスターズの素晴らしさを、私は20年近く見てきました。でもこんな私たちを見たのは久しぶりです」と明かし、「ダンス、メイク、ヘアスタイル、コスチューム——それらは私に息を吹き込んでくれる。本当に光栄です。私がやりたいのは、レコードを聴いている間、ずっといい気分になれて、また聴きたくなるような作品を作ることだから」と語っていた。
『メイへム』は今月初め、ガガにとって米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で7作目の首位獲得作品となった。
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