アリアナ・グランデ、感動的なショート・フィルム『ブライター・デイズ・アヘッド』で『エターナル・サンシャイン』時代の扉を閉じる

 アリアナ・グランデの新しいショート・フィルム『ブライター・デイズ・アヘッド』が、『エターナル・サンシャイン』デラックス版のリリースからわずか数時間後の現地時間2025年3月28日の朝に公開された。

 アリアナとクリスチャン・ブレスラウアーが共同監督した26分の映像作品では、アリアナが、『エターナル・サンシャイン』オリジナル版とデラックス版から選りすぐりの楽曲を披露している。映画は、メイクと特殊効果によって年老いた姿のアリアナが登場するシーンから始まる。2024年の「we can’t be friends (wait for your love)」のミュージック・ビデオで初めて登場した、記憶を消去するブライター・デイズ・センターに戻った彼女。すると陽気なナレーターが視聴者に対し、センターが患者に人生の最高の瞬間を追体験させる新たな技術を導入したことを説明する。

 その後、看護師がアリアナことピーチズをハイテクな部屋へ案内し、彼女は巨大なスクリーンに映し出されるお気に入りの思い出を目にする。まず、母親、父親、兄のフランキー・グランデ、祖父母と一緒に歌い踊る幼少期の映像を視聴。そして、ルーパーを使用しながらタイトル曲「eternal sunshine」や新曲「dandelion」を何千人ものファンの前で披露するポップスター時代の映像へと切り替わる。

 そこから映像は、さらにエモーショナルな展開を迎える。彼女が「twilight zone」や「supernatural」を歌いながら、かつて元恋人と住んでいたと思われる崩壊された家の残骸を通り抜け、外に出ると黙示録的な光景が広がる。やがて彼女は、潜んでいたUFOによってビームで空へと引き上げる。ピーチズが最後に見る記憶では、「hampstead」が流れ、実父エド・ブテラ演じる彼女の父親が、オープン当初のブライター・デイズ・センターでフランケンシュタイン風に彼女の体を縫い合わせるシーンが描かれる。そして、彼が数年後にピーチズが訪れることになるこのセンターの創設者であることが明らかになる。

 2024年3月にリリースされた『エターナル・サンシャイン』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で2週間にわたり制した。今作より「yes, and?」と「we can’t be friends (wait for your love)」の2曲のシングルは、ソング・チャート“Hot 100”で1位に輝いた。

 現地時間3月12日、アリアナは、同アルバムにインスパイアされたショート・フィルムのリリースを初めて発表した。今作の新たな説明によると、この映画は「愛、喪失、成長、そして記憶のはかなさを探求し、アルバム“エターナル・サンシャイン”の時代に幕を下ろす、ハートフルな映画体験を提供する」とされている。

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