水戸岡鋭治デザインの観光バス「YUI PRIMA OLIVIA」が瀬戸内海ツアー運行開始。陸をクルーズ！

2025/03/23 10:15 ストレートプレス

瀬戸内海周辺エリアの魅力を国内外の人々に伝える定期観光バス「瀬戸内定期観光バス」が3月25日(火)から運行開始する。車両は、JR九州の車両デザインでも知られる工業デザイナー、水戸岡鋭治氏がデザインした「YUI PRIMA OLIVIA」。バス1台につき総工費1億円以上をかけて開発した車両は、従来の観光型バスツアーとは全くの別物。船旅、鉄道旅とも違った、ゆったり贅沢な気持ちで楽しめる「陸のクルーズ」のようなラグジュアリーな観光バスツアーがスタートする。

水戸岡鋭治氏デザインによる「YUI PRIMA OLIVIA」

「YUI PRIMA OLIVIA」の車両は、世界的巨匠として知られる水戸岡鋭治氏がデザインした。

座席は２席と１席に分かれた７列、全21席。各席にはテーブル、カップホルダー、小物入れ、充電用USBソケット等も設置されている。

ハイタイプのワイドな窓からの眺めは素晴らしく、リクライニングが付いたゆったりとしたシートの乗り心地も素晴らしい。

また、車内には地酒を楽しめるバーカウンターも備えられており、こだわりのソフトドリンクに、兵庫・香川・愛媛など瀬戸内エリアの地酒などがフリードリンクで楽しめる。

陸のクルーズを体現

陸のクルーズ「YUI PRIMA OLIVIA」は、6日間で巡るクルーズ式のツアー。6日間のクルーズツアーを予約して瀬戸内をゆっくり1周したり、電車や地元の路線バスに乗り換えて旅を続けても。思い思いに自分だけの旅を楽しめるのが魅力だ。

全路線、日本語、英語対応の専属アテンダントが乗務して、もてなしてくれるのも心強い。

また、地域産のハンカチ、リップクリーム、ハンドスプレーなど、瀬戸内に関連するアメニティグッズのプレゼントもうれしい。

魅力あふれる瀬戸内エリア

瀬戸内地域は、日本で最初に国立公園に指定された地域。東西450kmに700を超える島々を有し、その景色の美しさは「多島美」とも表現される。

瀬戸大橋、しまなみ海道、とびしま海道や祖谷渓などの風光明媚なスポットをはじめ、姫路城や厳島神社といった世界遺産、倉敷や竹原など伝統的建築物が並ぶエリアなど見所がいっぱいだ。

また、日本三古湯に選ばれた有馬温泉や道後温泉、さぬきうどんをはじめとする多くの郷土料理、仏教文化が色濃く残る四国遍路など、他地域では経験できない様々な旅の魅力あふれるエリアなのだ。

瀬戸内を満喫する8つの周遊ルート

瀬戸内海地域を巡るコースは、8つ。

ルート１は、神戸三宮を出発し、姫路、相生での刀鍛冶見学、倉敷、宇野港へのコース。ルート2は、姫路を出発し、姫路城ではガイド付きの見学、倉敷ではガイド付きの散策、宇野港を目指す。

ルート3は、倉敷を出発し、高松港で讃岐うどんを体験、松山の道後温泉に向かう。ルート4は、倉敷を出発し、高松港、女木島での島ランチを経て松山の道後温泉を目指す。ルート5は、松山の道後温泉を出発し、今治、能島水軍潮流体験のクルーズの後、とびしま海道、宮島口を目指す。ルート6は、宮島口を出発し、竹原での自由散策、尾道、生口島・瀬戸田、亀老山展望台を経て今治に向かう。ルート7は、今治を出発し、祖谷渓での自由散策、大歩危峡で遊覧船を堪能した後、高松を目指す。