待望の第一子が誕生!義母が出生届を勝手に提出?姑の行動ハンパない
今回は、待望の第一子誕生!でも、義母の違和感に気づく…についてお話します。
「おめでとう!可愛い赤ちゃんね!」
病室のベッドの上で、私はようやく生まれたばかりの赤ちゃんを抱いていました。
長くつらい陣痛を乗り越えて、やっと出会えた第一子。すべての苦しみが報われたように感じました。
「俺たちの子だ…」
夫は感動した様子で赤ちゃんを見つめ、そっと私の髪をなでました。私も涙をこらえきれず、頷きます。
そこへ、夫の両親が病室に入ってきました。
「おめでとう!」
義母は涙ぐみながら赤ちゃんを見つめ、次の瞬間——
「私の初孫よ…!〇〇家にとって、大事な跡取りね!」
——〇〇家にとって、大事な跡取り?
もちろん、夫の家族にとっても大切な赤ちゃんなのはわかります。でも、その言い方に少し違和感を覚えました。
この違和感が後に大問題につながるとは、このときは思いもしませんでした…。
「名前決めた?」義母の口出しが止まらない

「もう名前は決めたの?」
病室で赤ちゃんを見つめながら、義母が尋ねました。
私たちは、出産前から決めていました。
「優斗(ゆうと)」
「優しくて、力強く生きてほしい」という願いを込めた大切な名前です。
「はい、『優斗』にしようと思っています」
そう伝えると、義母の顔が一瞬曇りました。
「…え?ちょっと待って、それじゃダメよ!」
ダメ?
「うちは代々、”太”がつく名前なのよ。〇〇太にしましょう!」
義母は当然のように言います。
「ほら、旦那(義父)も、うちの息子(夫)も”太”がついてるでしょ?男の子は”太”がついた名前にしなきゃいけないのよ」
「でも、もう決めているので…」
私はきっぱり伝えました。義母は納得していない様子でしたが、それ以上は何も言いませんでした。
このとき、まさか義母が勝手に出生届を提出するなんて、想像もしていませんでした——。
そして、義母が勝手に出生届を提出!?
退院の日。まだ体が完全には回復していませんでしたが、ようやく家に帰れることにホッとしていました。
赤ちゃんの服を整えていると、玄関のチャイムが鳴りました。
「〇〇ちゃんママ!ちょっといい?」
義母でした。
「なにかありましたか?」
すると、義母はニコニコしながら言いました。
「あなたたち、育児で疲れてるでしょ?出生届、私が出してきたわよ!」
「……は?」
頭が真っ白になりました。
「出生届…もう出したってことですか?」
「そうよ!ちゃんとやっておいたわ!」
嫌な予感がしました。
「ちょっと待ってください。…名前、ちゃんと”優斗”で出しました?」
義母は満面の笑みで答えました。
「もちろん違うわよ!”〇〇太”って書いたわ!」
…………!!!!!!!!!!!
「なんで…!?なんでそんなことを…!?」
「だって、そのほうが”うちの家系”にふさわしいじゃない?代々受け継いできた伝統なのよ」
…信じられませんでした。
この子は、「うちの家系」のために生まれてきたわけではありません。
私と夫の子なのです。
義母の笑顔が、恐ろしく見えました。
すぐに役所へ!出生届を訂正できるのか!?

※ FUNDO編集部調べ ※
気が動転しながらも、私はすぐに役所へ向かう準備をしました。
「どうしよう…?まだ間に合うの?訂正できるの?」
夫も驚いていましたが、「とにかく急ごう!」と私を支えてくれました。
——果たして、勝手に出された出生届は訂正できるのか?

- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。