博多ラーメンでぶちゃんの系譜「博多ももちゃん」でラーメン二郎インスパイア煮干しラーメンを食べた結果

日本でもっともアツい眼差しで注目されている博多ラーメンの名店といえば、おそらく「博多ラーメンでぶちゃん」(東京都新宿区高田馬場2-13-6)だろう。事実、食べた者たちはその味に魅了され、気がつけばリピーターになっている。

でぶちゃんの「教え」がエッセンスとして含まれた唯一無二の博多ラーメン

そんな博多ラーメンでぶちゃんの系譜として知られている「博多ももちゃん」(東京都千代田区神田猿楽町1-3-6)をご存じだろうか。

ここ、でぶちゃんの「教え」がエッセンスとして含まれた唯一無二の博多ラーメンが食べられる名店なのだが、実は、ラーメン二郎インスパイアな煮干しラーメンも食べられるのである。

つまり「でぶちゃん+ももちゃん+ラーメン二郎インスパイア」なのか

でぶちゃん+ももちゃん+ラーメン二郎インスパイア。ドラゴンボールでたとえると、孫悟空とベジータがフュージョンしてスーパーサイヤ人ゴッドになるようなものだろうか。その状態で一回ピンチになり、仙豆を食べて復活してもっと強くなったようなものだろうか。なんかよくわからなくなってきた。たとえ方が間違っていた。

250グラムの麺にアブラとヤサイをマシマシにしてオーダー

とにかく期待しかない! ということで、さっそく二郎系の煮干しラーメンをオーダー。麺とアブラとヤサイの量を変更可能で、今回は250グラムの麺にアブラとヤサイをマシマシにしてオーダー。目の前にやってきたのは、あまりにも美しい、そして雄々しいマウンテンだった!

最初のひとくちから驚いた。結論からいえば、激しくウマイ。尋常ではないくらい、モヤシがウマイ! とにかくモヤシがウマすぎて感動。味覚だけでなく、その薫り高さで嗅覚をも魅了。単にモヤシを盛っただけじゃあないのがわかる。モヤシが放つ芳醇テイストは、まるで焼きたてのバターたっぷりパンのようだ。

このラーメンから放たれる「芳醇さ」とコクは尋常ではない

ラーメンなのにパンを感じたの? 味覚がおかしいんじゃあないの!? と思うかもしれない。そうかもしれない。おかしいかもしれない。

でも、筆者の味覚を疑問に思うのは、実際に食べてからにしてほしい。このラーメンから放たれる「芳醇さ」とコクは尋常ではない。ぜひ、煮干しラーメンのアブラヤサイマシマシを食べて、ももちゃんだからこそ出せる味を体験してほしい。

うめーぞ!



(執筆者: クドウ秘境メシ)

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