【妄想まち散歩】東京で海を満喫するファンタスティックライフ! 開発中の芝浦エリアをお散歩してみた

今、東京では再開発がアツい。都内主要駅を中心に巨大開発が進み、街には大型複合施設が次々とオープンしている。

そんな中、着々と進んでいるのが、ベイエリアの開発。2022年、東京都はベイエリアの100年先を見据えたまちづくり構想「東京ベイeSGプロジェクト」を発表。ベイエリア全域で、様々な企業や自治体が参画し開発を進めている。

▲出典:東京都政策企画局東京ベイeSGプロジェクト(https://www.tokyobayesg.metro.tokyo.lg.jp/)

また、JR東日本は、羽田空港のアクセス線やリニア中央新幹線の開通を見据え、大井町、品川、高輪ゲートウェイ、田町、浜松町を結ぶラインを「広域品川圏」と命名。かつてないほどの規模で開発を進めている最中だ。

▲出典:東日本旅客鉄道株式会社 プレスリリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000965.000017557.html)

ここで完全な余談だが、実は筆者は、年に1度は沖縄、3か月に1度は湘南か千葉に行かなければ体がソワソワしてくる、海大好き人間。

そんな海好き人間が、のき並ぶ再開発プロジェクトの中で気になって仕方がないエリア……それがベイエリア開発とJR東日本の開発のちょうど真ん中に位置する、芝浦だ。

▲出典:野村不動産 BLUE FRONT SHIBAURA報道用資料

芝浦は山手線の中で最も海に近い駅、浜松町と繋がっており、ベイエリアにも面する結節点のような場所。野村不動産とJR東日本が開発を進めており、街区名の「BLUE FRONT SHIBAURA」が海好きの心に突き刺さる。かっこいい。

▲出典:野村不動産 BLUE FRONT SHIBAURA報道用資料

BLUE FRONT SHIBAURAでは、東京湾に向かい約230mのツインタワーが建設される。ビルへの船の就航も予定しており、まさに浜松町駅とベイエリアを結ぶ場所になる。全体の完成は2030年を予定しているが、今年2025年には1棟目となるTOWER Sが開業予定とのことで、そろそろ工事も進んでいるのでは……?

海大好き人間、完成が待てません。ということで、将来の「都内にいながら海を満喫するファンタスティックライフ」を妄想すべく、芝浦エリアをお散歩。その様子をお届けする!

浜松町からのアクセスが、光と緑に溢れる道に大変身!

浜松町の南口を降り立ち、日の出駅方面に歩く。この道は室内空間になっており、濡れずに東芝ビルまで行けるのが良いんだよな……と思いながら、ふと窓の外をみると、なんと新しい道が鋭意建設中ではないか!

天井が透明に変化しており、白い柱が巡らされた屋根からは自然光が差し込んでいる。

建設中のTOWER Sの横の道を少し歩くことができたのだが、開放的な道の脇には曲線状の個性的な建物が並んでおり、どうやらショップが入居するようだ。

道の反対の脇には色とりどりの植物が植えられており、各所にベンチも配置されている。季節の草花を楽しむことができそうだ。浜松町からのアクセスが開放的で緑あふれる道に生まれ変わっている!

姿を現したTOWER S! アルミウォールの外壁とセットバックしたデザインがかっこいい!

その先に進むと、すでに外装が出来上がったTOWER Sの姿が! アルミカーテンウォールを採用しているそうで、青い空を反射する外は情景と馴染んでいて非常にかっこいい。

TOWER Sは、1階〜3階が飲食店を中心とした商業施設、9階〜33階がオフィス、35階〜43階がホテルとなる。ホテルは日本初進出の欧州ラグジュアリーブランド「フェアモント」が入居するそうだ。

ビルは上層階につれ、2段階にセットバックしており、オフィスの共用ラウンジとフェアモントホテルのテラスになるそう。東京湾に開けた開放的なテラスで仕事や食事なんて……どう考えても行きたい。

TOWER Sのかっこいい外観に興奮しつつ、当然、海を見なければ帰れないので、日の出駅方面へと向かう。

船着場とおしゃれなレストランが合体!? ゆったりくつろげる穴場スポットを発見!

海に進むと発見したのは、日の出ふ頭に位置する「ハイノード(Hi-NODE)」。この施設は船客待合所とレストランを兼ねて2019年にオープン。

この日は朝早くに訪れたのだが、芝生やソファなどの共用空間で、夫婦や親子がゆったりとコーヒーや談笑を楽しんでいた。ゆったりした平和な光景になんだか心が和む。

ハイノードの1階に位置する船の待合所。ここは日の出船着場の待合所で、晴海五丁目船着場を結ぶ定期船BLUE FERRYが就航している。待合所がおしゃれすぎる。

気分は晴海在住の浜松町ワーカー! 船通勤の気分はいかに!?

せっかくなので筆者も乗船。気分は晴海住みの浜松町ワーカー、優雅な船通勤だ!

ゆったりした船内のベンチに腰掛けながら、のんびりと過ぎる海の景色と、外の海風になんだか心が癒されていくのを感じる。

毎日、こんな風に海風を切りながら通勤する……? ファンタスティックライフすぎて信じられない。つい不動産サイトで晴海エリアをチェックしてしまった。

最後に海岸沿いから開発中の芝浦エリアを一望。将来的にはTOWER S横の東芝ビルがTOWER Nに建て替えられ、船が直接ビルに就航する予定だそう。

海と船がもっと身近に、もっと便利に私たちの生活に組み込まれる未来が、もうすぐそこに来ているのかもしれない。

芝浦のファンタスティックライフは、海と心地よく共存した癒しの体験だった!

今回、実際に芝浦を散歩して見つけたのは、かっこいい最新ビルはもちろん、家族や大切な人と過ごしたいと思えるようなのんびりした空間や、心が癒される船通勤の体験だった。

やっぱり海はいい。人の心を癒し、開放的な気持ちにさせてくれる。

豊かな海の側で、芝浦の街はこれからどう変化していくのか。自分がそこに住む未来もあるかもしれない! と期待しながら、この街の進化を見守っていきたいと思う。

限定イベントで海辺のライフスタイルを先行体験?

BLUE FRONT SHIBAURAでは、開業までに時々イベントが開かれているようで、2025年3月15日には親子向けのイベントが開催されるそう! ひと足先に海辺のファンタスティックライフを味わうチャンスだ。

【海と青空の教室 概要】
日時:2025年3月15日(土)10:00〜17:00
場所:Hi-NODE(東京都港区海岸2-7-103)、晴海ふ頭公園(東京都中央区晴海5)
詳細はプレスリリースを確認:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000720.000025694.html

皆様もぜひ、海の近くの生活を体験しに、一度新しい芝浦に訪れてみてはいかがだろうか。

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