親子丼レシピ&作り方!プロのめんつゆ黄金比タレ&ふわトロ食感

卵がかたくなったりトロトロになりすぎたりと、ちょうどよい食感に仕上げるのが難しい親子丼。料理研究家の高橋千帆さんに、ふわトロ食感にするコツと、めんつゆを使った簡単絶品タレの親子丼レシピを教えていただきます。
めんつゆで親子丼
めんつゆがあれば、味付けが簡単。あっという間に作れる簡単親子丼です!
材料(2人分)
タマネギ:60g(約1/3個)
三つ葉:4~6本
鶏もも肉:150g
砂糖(あればキビ砂糖):小さじ1
卵:4個
ご飯:茶碗2杯分
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めんつゆ:大さじ2
みりん:大さじ1
水:150ml
醤油:少々
七味・山椒:お好みで
作り方
タマネギを2~3mmほどの厚さの薄切りにする。

鶏もも肉は余分な脂や筋を取り、2cmほどの角切りにする。
おいしく作るコツ
鶏もも肉のブヨブヨとした脂を、下の写真のように丁寧に取ることで、臭みが取れて食感もよくなります。

2の鶏肉に、砂糖を加えて揉み込んでおく。
おいしく作るコツ
砂糖を揉み込むことで、鶏肉がやわらかくなります(下の写真は、キビ砂糖のため色が少し茶色っぽいです)。

三つ葉は4cm長さに切り、茎と葉を分けておく。

鍋にAと1を入れ、ひと煮立ちさせる。

5に3の鶏肉を入れる。静かに煮立つ程度の火加減で、鶏肉を裏返しながら3~4分煮る。鶏肉が白くなり、中まで火が通ったら、味見をして醤油で味を調える。

卵をボウルに割り入れ、下の写真のように白身だけを半量ほど6に回し入れ、ふたをして1分弱蒸らす(この段階では黄身と混ぜない)。火加減は中火のママでOK。

おいしく作るコツ
黄身には、白身よりも火が通りやすい性質があり、そのため白身と黄身を同時に入れると、黄身が先にかたくなってしまいます。
ふわトロに仕上げるコツとして、先に白身の半量ほどに火を通し、そのあとに残りの半量と黄身を加えることで、火の通りのバランスが良くなり、ふわトロ食感に仕上げることができます。
蒸らしている間に、残りの白身と黄身を、下の写真くらいの混ざり具合となるように菜箸で軽くほぐす。

おいしく作るコツ
この時、黄身と白身を混ぜすぎないこと!黄身が少しほぐれる程度が、ふわトロ食感に仕上がるコツです。
鍋に残りの卵を全て回し入れる。

卵を回し入れたら中~弱火にして、三つ葉の茎を散らす。

ふたをして、卵が好みのかたさになるまで蒸らす。

どんぶりにご飯を入れ、11をスプーンですくって盛り付け、三つ葉の葉を飾る。お好みで七味や山椒をふる。

最後に
ふわトロ卵の親子丼を作ってみてください。

高橋千帆/Chiho Takahashi
料理研究家/ベジタブル&フルーツアドバイザー
1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリーなど、さまざまな経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。また企業のフードスタイリング他、食事の講座を主催しながら、家庭でも簡単に美味しく作れる「身体と心が喜ぶ料理」を研究している。
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[タマネギ]栄養と、冷凍&冷蔵&常温保存や、選び方、切り方も
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特有の辛みやにおいのある、タマネギ。そんなタマネギに含まれる成分の1つである「ケルセチン」は、ポリフェノールの一種です 。また、炒めたタマネギは、うま味成分であるグルタミン酸を含んでおり、料理をいっそうおいしくする薬味としても効果を発揮します。
最終更新:2025.03.05
文・写真:高橋千帆
監修:高橋千帆、カゴメ

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