家庭菜園の栽培管理ソフト「おまかせ家庭菜園」登場。家庭菜園で多くの人が悩む課題に対応!


パソコン用ソフトの企画・開発を行う「FREECS(フリークス)」は、2月20日(木)に、家庭菜園で多くの人が悩む課題に対応した、誰でも簡単に使える家庭菜園の栽培管理ソフト「おまかせ家庭菜園」を発売する。

安全な野菜を自分で作りたいというニーズ

※「野菜を十分に食べていない理由は?」 2024.08.22 タキイ種苗による調査結果を引用

昨今は「野菜価格の高騰」が毎日のように話題になっているが、この「野菜価格の高騰」を気にする消費者が増えているという最近の調査結果がある。そうした背景から、「高い野菜を買わなくてもいいように」と「家庭菜園」を始める人が増えている。

同社の広報・佐藤真知子さんが住む静岡県は全国有数の「農業県」であり、温暖な気候と豊富な水源に恵まれている地域。しかし、佐藤さんが5年前に東京から静岡に移住してから間もなく小さな家庭菜園を始めたところ、どうしてもうまくいかず、途中で断念した経験があったそう。

新船さん(ソフト開発に協力)家庭菜園を楽しんでいる様子

そんなおり、同社のプログラムを開発してくれている大西潤一さん(76歳)から、「78歳の友人から頼まれて家庭菜園の管理ソフトを作っている」と聞き、同社ソフトのユーザー約4万人(うち9割が65歳以上の高齢者)に対しアンケートを実施したところ、「家庭菜園」を趣味にしている方が非常に多く、野菜価格高騰の中で「安全な野菜を自分で作りたい」というニーズが高まっていることが明らかになった。

このような経緯から、大西さんの開発したソフトを商品化したのが、今回発売する「おまかせ家庭菜園」だ。

家庭菜園を楽しむための機能を備える

同ソフトでは、実際の畑の形を作画するところから始まり、そこに何を植えるかを選択するだけで栽培計画が出来上がるほか、「作付け管理が難しい」「病害虫対策が分からない」など分からないことがあった場合に、AIチャットに質問するための「テンプレート」が用意されていたり、気象庁の気象データをダウンロードして、過去の気象データから「気象条件に合う栽培計画」が立てられたりなど、家庭菜園を楽しむための機能を多く備える。

すでにスマホで使える「家庭菜園アプリ」はいくつか存在したが、高齢者から「スマホアプリは使いにくい」という声が寄せられたため、「高齢者でも見やすく、簡単に使えるように」と敢えてパソコンで使えるソフトとして開発した。

高齢者にとって野菜価格の高騰は深刻な問題だ。同社は家庭菜園を通じて、高齢者の皆様の心と体の健康に貢献したいと考えている。

「菜園作画」からスタート


「おまかせ家庭菜園」では、まず「菜園作画」からはじめる。実際の農園のサイズを計測し、図にすることにより、どの畑に何を植えたのかを分かりやすくする。

ソフトのメーカー希望小売価格は、9,980円(税込)。Windowsパソコン専用で、ダウンロード販売となっている。

高齢者の声を受け、「FREECS」が開発したソフト「おまかせ家庭菜園」を、この機会にチェックしてみては。

FREECS:https://freecs.ne.jp

(江崎貴子)

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