【オフィシャルレポ】SHINeeミンホ、来日初ソロコン完走「皆さんはいつも僕の希望です!」

【オフィシャルレポ】SHINeeミンホ、来日初ソロコン完走「皆さんはいつも僕の希望です!」

SHINeeミンホがソロコンサート『2025 MINHO CONCERT 〈MEAN : of my first〉 in Japan』を、2月8日(土)・9日(日)の2日間、千葉・幕張イベントホールで開催。オフィシャルレポートが到着した。

【以下、オフィシャルレポート】

本公演は2024年11月30日・12月1日に韓国・ソウルで行われたミンホ初のソロコンサートの日本公演で、全5都市を回るアジアツアーの3か所目。これまで何度か日本でソロイベントは行ってきたものの“ソロコンサート”は初だけに、その瞬間を目にするために集まったシャヲル(ファンの愛称)たちにミンホは渾身のステージを届けた。

開演予定時刻を過ぎ会場が暗転すると、ステージからアリーナ席中央に向かって伸びる花道のサイドから天井に向かって光が差し、次いで、ステージ背面を覆う巨大LEDビジョンがミンホのメンバーカラーでもあるブルーに染まる。ステージからは力強いバンドサウンドが奏でられ、その音に乗せてシャヲルたちがパールアクアグリーンのペンライトを振る。さらに、LEDが埋め込まれたステージ中央部分の床からもブルーの光が放たれ、そこが徐々にせりあがって階段状に形を変えると、背面のビジョンが開き、その間からミンホが登場。幻想的でありながら、強靭さを感じるオープニングで、一気に独自の世界観に観客を引き込む。

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1曲目は「Would You Mind」。叙情的なサウンドと重厚感のあるリズムに合わせて踊るミンホの抑揚ある動きが、ブラックのタイトなレザーパンツに、シースルー素材のトップスを身にまとっていることでより際立つ。時に苦しそうな表情を浮かべながら、忘れられない相手への愛を歌う姿は、ステージ全面が水の中のようなブルーになっていることもあり、まるで涙の海の中でもがいているようにも見えた。

2曲目「Affection」では、ダンサーを従え、花道を使ったパフォーマンスや、大人数でのダイナミックな構成の動きも見せる。ミンホにとっては初挑戦だったというアフロビートジャンル楽曲も完璧に自分のものにしている。続く、ダンスナンバーの「Came And Left Me」ではシャヲルからの掛け声も入り、アウトロをソロダンスで決め、「みんな、楽しいですか? もっともっと盛り上がりましょう!」と呼びかける。

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その流れから、ラインストーンをあしらった煌びやかなジャケットを羽織ると、ビジョンの映像もポップなイラストを映し出し、「FIREWORKS (Feat. SOHEE of RIIZE)」へ突入。ミンホが繰り出すパワフルなラップに、シャヲルたちもノリノリで体を揺らす。ソヒの爽やかな歌声がポイントとなるパートでは笑顔でリズムに乗り、よく見ると顔から首筋にかけて止めどなく汗が流れている。花火の演出も加わり、会場の熱はもう一段階上昇。バンドサウンドによって力強さを増した「Round Kick」まで畳みかけて、シャヲルからの大歓声の中で前半ブロックを締めくくった。

止まない歓声におかわりを要求するお茶目なジェスチャーを見せつつ、「皆さん、お久しぶりです! SHINeeのミンホです」とあいさつ。「僕の1stソロコンサートにようこそ。いらっシャイニー」と満面の笑みで歓迎し、初めてのソロコンサート開催に「やった!」と喜びの声をあげると、シャヲルからは大きな拍手が送られた。

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温かな雰囲気の中、ミンホはアジアツアー3か所目でありつついまだに緊張が解けないことや、日本公演のみの特別な場面が「ちょっとだけ」あることなどを話す。またここまでの5曲はすべて昨年11月に発売されたThe 1st Album 『CALL BACK』の楽曲で固められていたが、その中でも1曲目の「Would You Mind」が一番好きであることも告白する。その話から、ミンホ自身には明るく元気でパワフルなイメージが強いが、楽曲はどちらかと言うと繊細で感性的なものが多く、その両面を表現できるのが彼の大きな魅力だと改めて納得。その後も、SHINeeでは味わえない、ソロコンサートならではのステージが繰り広げられる。

今回、全編を生バンドの演奏によってパフォーマンスするということで、初ソロ作の表題曲でもあった「CHASE」はバンドアレンジに変更。ピアノのフレーズがギターサウンドに変わる部分もあり、溜めのある演奏でよりムーディな雰囲気が強まる。ミンホの歌声とダンスも色気が増し、新たな味わいをもたらした。

「Something About U」のパフォーマンス・ビデオを挟み、衣装をデニムパンツに、白シャツの上に赤のジャケットを重ねたポップなスタイルに変更すると、1stアルバムのタイトル曲「CALL BACK」を披露。軽快なリズムのギターリフに合わせて軽やかに踊りながら、好きな人に対してのストレートな想いを軽快に歌う。衣装も相まってスクールミュージカルを見ているような気分に。客席にマイクを向けると、シャヲルも<Na,na-na-na>と声を合わせ、楽しい空気が会場を一つにする。そのままの雰囲気でミンホの甘いヴォーカルが堪能できるポップな「Slow Down」や、アゲアゲのラップで盛り上げた「Runaway (feat. GEMINI)」などもパフォーマンス。元気で明るいミンホの一面が存分に発揮されていた。

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バンドメンバーの紹介を経て、全身ホワイトの衣装に身を包むと、ここからは“歌”を中心に置いたパートへと移行。「Prove It」ではステージを歩きながらシャヲルに笑顔で手を振り、話しかけるように歌う。軽やかなメロディに反して、歌詞では切ない心情を訴える「I’m Home」では、時折、目を閉じながら歌の世界の中に浸っているような場面も。身体の動きは少なくても、その表情や歌声からその歌が表現したいことがしっかりと伝わってきた。

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MCを挟み、ライヴは後半戦へ。aespaのNINGNINGとミンホの柔らかなヴォーカルで別れた恋人への想いを表現した「Because Of You(Feat. NINGNING of aespa)」では、生演奏ゆえにギターの音が生々しさも加え、低く淡々としたミンホの歌声の中に切なさがにじむ。続く「Waterfall (feat. LIM KIM)」は、演出も相まったドラマティックな展開に心が揺さぶられる。ステージ中央のLEDがせりあがり、その上に座って歌うミンホの背景には水の中のような映像が広がり、まさに“Waterfall”な世界を作り出す。中盤からその場に横たわったミンホは、背景と同化して水の中に浮かんでいるように見えてくる。それと同時に、歌い方もどんどん熱を帯びていき、狂おしいほどに相手を想う気持ちが否応なく胸に迫った。

ダンサー紹介パートを経て、ミンホはオープニングと同じくビジョン間からフード付きのセットアップに着替えて再登場。フードをすっぽりとかぶり、顔を見せないまま「Heartbreak」をパフォーマンスする。妖艶な姿にシャヲルたちは歓声を上げ、さらに途中でフードを外し、端正な顔がビジョンにアップになって映し出されると、ボルテージも最高潮に。その熱に応えるようにミンホはアウトロで、パワフルでキレのあるダンスで魅せる。が、それが次の「Something About U」への序章となっており、シームレスな形で歌い始める。生バンドの演奏だからこそ叶うライヴならではの演出に驚いたのもつかの間、ダンサーを引き連れて花道に歩み出たミンホは上着を脱ぎ捨てて、彫刻のように鍛え抜かれた肉体を露わにする。その美を見せつけるダンスを花道の先端、観客に一番近い場所でパフォーマンスし、最後、メインステージに駆け込むと、花火が上がって姿を消すというエンディング。最後の最後までドキドキが止まらないステージとなった。

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アンコールは、SHINeeの代表曲である「View」と「Body Rhythm」のメドレーで登場。イントロが鳴った瞬間、シャヲルから大歓声があがる。ジーンズにサッカーシャツというカジュアルな格好で現れたミンホは、喜ぶシャヲルの姿にほほを緩めながらパフォーマンス。しかも、「View」は日本語バージョンでの歌唱で、日本公演だけの特別なステージを見せた。さらに、MCで「今日のために準備しました。次の曲も、みんなが好きな曲だと思います」と言うと、日本初のオリジナルソロ曲「Romeo and Juliet」まで披露。スタンドマイクの前に立ち、“その手を離さない”と決めた目の前の“Juliet”たちに愛する想いを届けた。そして、最後の曲「Choice」までを歌い終えると、ミンホは「皆さんはいつも僕の希望です!」と感謝の言葉を送り、深々と頭を下げてステージをあとにした。

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リリース情報

『CALL BACK – The 1st Album』

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アーティスト情報

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