真空管とデジタルのハイブリッドアンプで暖かみのあるサウンドが楽しめるORIONのCD ステレオをレビュー
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「ガジェ通クラファン」の注目プロジェクトから、ドウシシャが公開中の「ORION Bluetooth機能搭載真空管ハイブリッドアンプ CD ステレオ」をレビューにてご紹介します。
真空管アンプの暖かみがエモい
真空管アンプとデジタルアンプを組み合わせたハイブリッドアンプとCDプレーヤーを搭載する本体と、2台のフルレンジスピーカーをセットにした“大人のオーディオ”。本体とスピーカーは、ケーブルのプラス(赤)とマイナス(黒)を合わせて接続します。一人暮らしを始めた時、ターンテーブルとアンプ、スピーカーをつないで部屋に設置した思い出がよみがえってきました。今はどれもデジタルかつワイヤレスで便利になりましたが、こういう作業も楽しいんですよね。
フロントパネルの窓から真空管アンプが見えるのですが、電源をONにすると真空管を暖めるプリヒートのカウントダウンが始まり、その後音楽が再生可能になります。通電する様子のアナログ感とオレンジの光が醸し出す、見た目の暖かみがなんともエモい。
電源をONにするとプリヒートのカウントダウンが始まって真空管アンプが起動するドウシシャの「ORION 真空管ハイブリッドアンプ CD ステレオ」。アナログ感満点ですが、Bluetoothにも対応するイマドキなオーディオです pic.twitter.com/gHk4EJAui0
— ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) January 30, 2025
暖かみは音質にも
真空管とデジタルのハイブリッドアンプが生み出すこだわりの音質に注目。プリアンプ部の真空管がデジタルだけでは再生できない厚みのある音質を生み出し、真空管特有のノイズを除去してデジタルパワーアンプで増幅することにより、ダイナミックにスピーカーを駆動する仕組み。
スピーカー部は、背面にはバスレフを搭載する76mm径のフルレンジスピーカーを採用しています。定格出力は20W+20Wの計40Wです。
暖かみのある柔らかい音質は、生楽器を中心とするビッグバンドやジャズ系の音源と相性がよさそうです。ギターバンド系の音源も、ギターノイズに厚みが出ていい感じ。本体のツマミで低音と高音の調整ができる他、5種類のプリセットイコライザー、低音を強調するスーパーバス、小音量で聴きやすい音質のラウドネスといったモードで好みの音質に調整できます。
インテリアになじむシックなデザイン
部屋のインテリアになじみやすい木目調デザイン、フロントパネルのアルミの質感は、高級オーディオそのもの。
お酒を飲みながらリラックスした雰囲気で音楽を楽しむ際、懐かしさも感じられる外観に癒されます。大人の時間をじっくり楽しみましょう。
45キーのフル操作に対応するリモコンが付属。こちらも質感の高いデザインが特徴です。
マルチソースに対応するステレオ
CDプレーヤーは、CD、CD-R、CD-RWの再生に対応するフロントローディング方式。CDプレーヤーだけでなく、さまざまなソースに対応します。
スマートフォンやタブレットの音楽を再生するBluetoothオーディオとしても利用可能。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、対応コーデックはSBC。天面にNFCリーダーを搭載するので、ワンタッチで簡単にペアリングできるのが嬉しいところです。
背面にUSBポートを搭載し、USBメモリーに収録したMP3データの再生にも対応。USBでちょくちょく聴いてみたい人には、USBポートはフロントパネルに欲しいかもしれません。
背面にはスピーカーと接続する4mmバナナプラグ対応端子、RCA入力端子を搭載。スピーカーは付属のもの以外にも好きなスピーカーをつなげる他、入力にはフォノイコライザー内蔵のレコードプレーヤーなどを接続することもできます。
FMアンテナ端子もあるので、付属のケーブルをつなげばFM放送も楽しめます。
前面には3.5mmミニステレオ入力端子、ヘッドホンやイヤホンに接続する3.5mmステレオミニプラグも搭載し、マルチユースなオーディオとして活躍します。
80年代の憧れが詰まったイマドキなオーディオ
プロジェクトページには、同社の音響開発担当者が子供のころ「深夜にグラスを片手に日課の音楽を聴く」という大人の習慣に憧れを抱いたことや、80年代に家電量販店で聴いた真空管アンプの心地よい音に衝撃を受けた思い出が開発ストーリーとして記されています。
そんな80年代の憧れが詰まった仕様ながら、NFCでペアリングできるBluetoothオーディオというイマドキな使い方もできる同製品は、「ガジェ通クラファン」でクラウドファンディングのプロジェクトが公開中。市場想定価格3万9380円(税込)のところ、早割で最大25%OFFの2万9535円(税込)で購入できます。各種早割のコースは人数が限られているため、おトクに購入したい人はお早目に。プロジェクトは2月13日まで公開され、支援者には2025年2月に出荷を予定しています。
『大人のオーディオ第二弾』独り時間を楽しむ真空管ハイブリッドアンプCDステレオ:ガジェ通クラファン
https://camp-fire.jp/projects/823226/
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