「越谷アルファーズ」が専用練習コートの床面をリニューアル!選手の足腰への負担を軽減


バスケットボールリーグ「B.LEAGUE」に所属する「越谷アルファーズ」は、練習環境の改善を目的に、専用練習コート「アルファーズコート」の床面のリニューアルを行った。

床改修にはテクセル床増張り工法を採用。老朽化した既存床を研磨し、その上に新しい床をリニューアルする方法で、選手の足腰への負担にも配慮した床面が完成した。

床の特徴&塗装・装飾へのこだわり

今回の床面リニューアルの施工会社は新井組で、フェニックス(猪俣康治氏)が監修した。


改修に採用されたテクセル床増張り工法は、弾力層、テクセル(樹脂製ハニカム)、フローリングを積層し施工することで、従来の工法とは異なり硬さを均一にすることができる。それにより「激しい練習を行う選手達の足腰への負担軽減」「ボールの弾みの均一化」を実現。また、収縮率を小さくする加工を施したフローリングを採用し、隙間やささくれなどの不具合が起きにくいフロアを実現した。


また、塗装・装飾にもこだわったという。

室内スポーツに最も重要である適切なグリップ力を実現する塗料を採用し、装飾用のシートと塗装を組み合わせることで鮮やかなグラデーションを実現した。これは国内初の工法だという。​

実際に使用した選手たちからも好評

「アルファーズコート」は、床面の老朽化により歪みやずれが生じており、怪我のリスクなどもあることから、床面の張り替えを検討することに。そのなかで、新井組よりテクセル床増張り工法の提案があり、採用に至った。どの点でもばらつきの無い均⼀な踏み⼼地を実現しており、選手の足腰への負担にも配慮した床面が完成し、実際に使用した選手たちからも好評の声が届いているそう。

また、「アルファーズコート」は、トップチームの練習はもちろん、ユースチームやバスケットボールスクールでも使用されている。より良い環境でバスケットボールを学ぶことができることがクラブの強みになっていくことを期待しているという。

「SDGs」No.12に沿った取り組みが実現


さらに、今回、既存の床を廃棄処分せず、研磨し利用することで、国連が定めた持続可能な開発目標「SDGs」No.12『つくる責任、つかう責任』に沿った取り組みが実現した。

越谷アルファーズでは、「SDGs」の活動も大切にしており、今後も積極的に取り組むことで、人々にとって「SDGs」がより身近な存在となり、意識するようになるきっかけになればとしている。

SDGsについて

SDGsは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。

2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標だ。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っている。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいる。

この機会に、専用練習コート「アルファーズコート」の床面のリニューアルを行った越谷アルファーズの取り組みや試合情報をェックしてみては。

アルファーズコート床面リニューアル詳細:https://www.koshigaya-alphas.com/news/detail/id=47320
越谷アルファーズHP:https://www.koshigaya-alphas.com

(ソルトピーチ)

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