千葉県八街市の地域経済活性化を目指すワイナリー「Sawa Wines」がクラファン挑戦中!
山本ファームが運営するワイナリー「Sawa Wines」は、ワイン醸造5期目を迎えるにあたり、設備投資のためのクラウドファンディングを、1月18(土)~2月28日(金)の期間実施している。
「Sawa Wines」について
山本ファームの代表取締役・山本博幸氏は、千葉県八街市で祖父から譲り受けた農地を引き継ぎ、14年間ぶどう栽培に取り組んできた。
創業当初は自社のぶどうを委託醸造してワインを製造していたが、2021年に国のワイン特区認定制度を活用し、酒造免許を取得。「Sawa Wines」が誕生した。
「Sawa Wines」は、八街市小谷流という地域でぶどうをひとつひとつ丁寧に栽培し、小規模ながらこだわりのワインを醸造するワイン農家を目指している。そして、栽培から醸造まで一気通貫した“6次産業化”を展開することで、千葉県、八街市の地域貢献、地域経済活性化を果たすことを目指している。
これまでのクラウドファンディングの内容
「Sawa Wines」では、これまでクラウドファンディングに3回挑戦し、168名から2,103,000円の支援があった。
1回目は、「希望のワインプロジェクト」。「Sawa Wines」では、ぶどう栽培を開始し10年経過した2019年9月9日、千葉県に上陸した台風15号と、その後大量発生したスズメバチにより、収穫間近のぶどうを7割廃棄するという甚大な被害を受けた。途方に暮れるなか、クラウドファンディングで支援を募り、目標金額の4倍を超える支援を得ることができた。届いた応援メッセージは、今でも忘れていないという。
そして2021年、ワイナリー設立を見据えていたため、ファンの人たちとプロセスを共有するため、2回目の「薔薇の樹オーナープロジェクト」、3回目の「ぶどうの収穫体験プロジェクト」にも挑戦した。
そして今回、設備投資のため、4回目のクラウドファンディングを実施している。
2つの設備投資費用として300万円の調達に挑戦
今回「Sawa Wines」では、ワイン醸造5期目を迎えるにあたり、八街産ワインの「生産拡大」「品質維持」および「ブランド化の推進」の取り組みを強化するため、2つの設備投資をすることになった。
「Sawa Wines」では、容量の小さなタンクを数本追加することにより、少量でも高品質なワイン作りが可能となるワイン特区制度を活用して醸造免許を取得しているため、認定を受けた自治体で栽培したぶどうを原材料として、ワイン醸造を行わなければならないという。
これは、地域の特産品を謳えるメリットがある一方、雨による病気や、天候によって原材料であるぶどうの収穫量が確保できなかった場合、ワインの生産量が減ってしまい、“大幅な収益減”というリスクを背負ってしまう。
そこで、ぶどう圃場に雨よけ設備を新設することで、ぶどうの病気のリスクを減らし、予想している収穫量に近いワイン醸造本数を確保したいと考えている。
また、苗木からワイン用のぶどうが収穫できるまで3~4年、一定の収穫量が確保できるまでに7~10年程度の時間を要すという。「Sawa Wines」では現在育成中のぶどうの樹(品種)があり、少量でワインの仕込みをする必要がある。
しかし現状、大型のタンクしかなく、タンク内にスペースが空いており、空気を多く含んでしまう。
そこで、容量の小さなタンクを補充することにより、空気のスペースを最小限に抑え、ワインの品質を向上させることに繋げたいと考えている。
これらの設備投資費用300万円(All-in方式)を調達するため、今回のクラウドファンディング実施に至った。
5期目を迎えるワイナリー「Sawa Wines」の、原料のぶどうとワインのさらなるクオリティアップを目指して挑戦する4回目のクラウドファンディングを支援してみては。
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:ぶどう畑に雨よけ設備を設置して、タンクも増設し、もっと美味しいワインを造りたい!
Sawa Wines:https://www.sawawines.com
(yukari)
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