岡山県西粟倉村より、地域循環型養鶏から生まれる平飼い有精卵を基盤にした商品が登場
岡山県西粟倉村の知社集落に拠点を置く「点々」は、地域循環型の養鶏から生まれる平飼い有精卵を基盤にした食の品々を正式にリリース。公式ブランドサイトおよびオンラインストアもオープンし、1月より全国への商品販売を開始した。
地域の豊かさと自然の恵みを未来に繋ぐ
「点々」は、西粟倉を拠点とするブランディング会社nottuo代表・鈴木宏平氏と、生産会社SERIF代表・羽田知弘氏によって共同創業された。農・食・宿を通じて地域の豊かさを守り、未来に繋ぐ風景づくりをミッションに、地域資源を最大限に活かした持続可能な事業を展開している。
ブランドメンバーは皆県外からの移住者だが、移住歴14年〜1年とこの土地への理解度に幅があることで客観的な価値発見とローカルな視点を併せ持った取り組みを行っている。
生産から販売までを一気通貫で行い、地域の豊かさと自然の恵みを未来に繋ぐマイクロエリアブランドの運営会社として、今後グローバルにインバウンド・アウトバウンドを見据えた世界に誇れる「里山ブランド」として価値発信を行っていく。
各地の生産者と連携した商品が登場
「半径1kmの風景をつくる」を企業理念にする点々が目指すのは、岡山県西粟倉村の20世帯・人口40人程度の知社(ちしゃ)集落に広がる自然と人の営みを未来に受け継ぐこと。その第一歩として、地域循環型の養鶏業を基軸に、平飼い有精卵を活用した食品販売をスタートした。
地域の未利用資源を活用した自家配合飼料を餌に、雌雄共生の自然に近い状態での平飼いで健康的に育てた鶏の有精卵と、点々が信頼する全国各地の生産者との連携による商品が誕生。全国の厳選された食材や生産者との連携を通じて、「風景をつくる食品」を生み出し、地域と消費者を結ぶ新たな価値創造を目指していく。
「卵かけ醤油」岐阜県産大豆を使った昔ながらの木桶仕込みたまり醤油に、国産素材の鰹と昆布出汁で仕上げたオリジナルの一品。
高知県の綺麗な地下海水等を使って持続可能に陸上栽培された香り豊かな最上級品種の「すじ青のり」は、卵かけご飯や料理のトッピングに。
この2つを詰め合わせた「卵かけご飯セット」も用意している。
また、知社集落の山々で捕獲した鹿・猪を無駄なく活用し、ブロック肉およびソーセージとして展開しており、「鹿肉を味わうソーセージ」などを販売している。
地域と共に広げる未来への展望
今後は、新たな食品のアイデアを追求し、地域の生産者と共に開発を進め、さらなる点々Original、点々Collaborationの商品を開発していく。
これに加え、里山の豊かな自然を背景に、地元の鹿・猪ジビエ肉を囲炉裏や焚き火で味わう新しい食体験を提供する薪火レストランを計画中。地域食材資源を活用した料理をプロデュースするシェフを募集している。さらに、古民家をリノベーションし、宿泊施設としてのオープンを計画中。地域の暮らしと風景を体験できる滞在型の旅を実現する。
点々が手がける、岡山県西粟倉村の地域循環型養鶏から生まれる平飼い有精卵を使ったアイテムを味わってみては。
■点々
URL:https://tenten.fun
オンラインストア:https://online.tenten.fun
Instagram:https://www.instagram.com/tenten_chisha
(山本えり)
ストレートプレスは、トレンドに敏感な生活者へ向けたニュースサイトです。ファッション、ビューティー、ライフスタイル、モノの最新情報を“ストレート”に発信します。
ウェブサイト: http://straightpress.jp
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。