どこでもインターネット『NetWalker PC-Z1』二人でレビューしてみた

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出先や旅先などでメールやブログをチェックしたい!そんなあなたに朗報です。『NetWalker PC-Z1』は、A6サイズと“小ぶり”ながらも気軽にインターネットができる超モバイルマシンなのです!そんなモバイルマシンを今回は2人の記者に、実際に触ってもらいました。ネット大好きライトユーザー視点と、マシンに詳しいエンジニア視点でのレビューになります。

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ライトユーザー視点
<良い点>
・クイック起動で立ち上がりが3秒なのは嬉しい。
・軽くて小さい。旅先にまでノートパソコンを持ち歩くのは大変。でもNetWalkerは片手でも楽々の409g。
・バッテリー10時間駆動。もうバッテリーが切れそうで慌ててコンセントを探すなんてことともおさらばです。
・付属ソフトが充実。出張先で急に仕事のファイルを確認・修正が必要なときも安心です。
・標準サイズのUSBが付いているのは地味に嬉しい。

<気になる点>
・一部動画サイトがチェックできないのが残念。(flash8に対応しているため、YouTubeは視聴可能でした)

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ヘビーユーザー視点
<良い点>
・国内メーカーが責任を持ってリリースする、コンパクトなLinuxマシン。
・価格もお手頃なので、脱初心者を目指すLinuxユーザーにも良い。
・比較的簡単にコンパイル環境をNetWalker上に作成できるため、クロスコンパイル環境を準備する必要がない。
これにより、Zaurusの時よりも簡単に数多く存在するLinuxのリソースを使う事が可能。その可能性は無限大。
・SDカードからのブートが可能。ただし、ドライバ等のソースコードがSHARPから公開されていないため、完全にはできない。
(さらに、x86環境ではない事にも注意)

<気になる点>
・キーボードがイマイチ。ブラインドタッチするには小さく、親指だけでタイプするには少々難がある。
・バッテリーが取り外せない。その為、予備バッテリーは電源入力端子から供給するタイプの物が必要になる。
・swap領域が標準で用意されていないので、必要に応じて自己責任で作成する。
SDカード(SDHC)上に作成したら体感出来るほど動作が軽くなった(軽快になった)ため、導入方法だけでもどこかに明記して欲しい物である。

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特徴
・OS:Ubuntu 9.04(ARM版スマートブックリミックス、シャープカスタマイズ版)
・CPU:Freescale Semiconductor社製 i.MX515 800MHz
・メモリ:512MB(固定)
・ディスプレイ:タッチパネル付5型ワイドTFT液晶(WSVGA対応、LEDバックライト)(解像度:1024×600)
・ストレージ:4GB(ユーザーエリア2GB・フラッシュメモリー)
・カードスロット:microSD/microSDHC x1(microSDによるリカバリー可)
・USB:(USB2.0準拠) x1、miniUSB(USB2.0準拠、miniABコネクター、ホストモードにのみ対応) x1
・USBキーボード、USBマウスは公式でサポートされている物以外の物でも接続出来ました。接続して動かなかったら他の物を使って下さい
・無線LAN:IEEE802.11b/g準拠
・イー・モバイル株式会社のUSB接続型 データ通信アダプターが公式でサポート
・各種端子:ヘッドホン出力(φ3.5mmステレオミニジャック) x1
・駆動時間/充電時間:10時間/3,5時間
・質量:約409g

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周二郎

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