【佐賀県吉野ヶ里町】名店20店舗が集う1日限定の町おこしイベント開催！ライブペイントやワークショップも

佐賀県・吉野ヶ里町にある人気コーヒー店「OK COFFEE Saga Roastery(以下、OK COFFEE)」は、町おこしイベント「FREE COFFEE WALK 2025」を、1月13日(月・祝)にJR吉野ヶ里駅南エリアで開催する。

また、特大アートのライブペインティングや、大人気ブランド「familia」とのコラボワークショップも実施。かつて賑わった商店街が、1日限定でよみがえる。

町おこしイベント「FREE COFFEE WALK」

「FREE COFFEE WALK」は、吉野ヶ里公園駅前通り活性化のための町おこしイベント。前身となるイベント「FREE COFFEE」は、2019年12月より毎年開催しており、名称を変更しての開催は今回で3回目となる。

同イベントでは、コーヒーと一緒に抽選券を配布。後日、「OK COFFEE」の公式Instagramにて、オンライン抽選会を実施し、当選者には豪華景品をプレゼントする。

「FREE COFFEE WALK 2025」出店店舗

「FREE COFFEE WALK 2025」への出店数は、前年の9店舗からパワーアップし、20店舗に。駅南エリアの広範囲にわたって素敵なお店がずらりと並び、訪れる人々を迎える。

吉野ヶ里駅南エリア店舗としては、「OK COFFEE」をはじめ、ピザ・タルトの「Feliche」、カレー・お菓子の「せなふち。」、エビフライ・丼の「EBI研究所」、不動産案内の「ハウスドゥ吉野ヶ里店」などが出店。

キッチンカーでは、唐揚げ「みつせ鶏本舗」、カレー「カリガリカレー」、焼き芋「Ca va?」、脊振ジビエ・猪肉丼「西村商店」、脊振ジビエ・猪肉バーガー「Deeer」、ハンバーガー・ホットドック「きみどりバーガー」が登場する。

テントでは、回転焼「夏秋冷菓」、プリン「うれしのSHU pudding」、シュークリーム「アトリエコロ」、クラフトビール「GAME BREW」、あんこスイーツ「よなよなあん工房」、米粉スイーツ「コメコロールズ」が展開する。

なお、イベント撮影を担当するのは「37studio by LIFEMENT」だ。

ライブペインティング＆ワークショップ開催

「FREE COFFEE WALK 2025」では、「アート×町おこし」を一つのテーマに掲げ、福岡市在住アーティスト「銀ソーダ」さんによる6m級の特大アートのライブペインティングも実施する。

銀ソーダさんは、「記憶と時間の可視化」を追求するアーティストであり、独自の青「Ginsoda Blue(銀ソーダブルー)」が織りなす美しい作品を生み出す。

同イベントでは、銀ソーダさんの作品作りを通して「地域の人々にアートに触れる機会を提供する」「作品を通して地域外からの訪問者を増やす」ことを目指す。

また、大人気ブランド「familia」とのコラボワークショップも実施。塗ったり、貼ったり自由な発想で世界に1つだけの“music monster”を作り上げよう。ワークショップに参加した子ども先着100名には、ステッカーがプレゼントされる。

主催者・福山徹さんの想い

主催者である福山徹さんは、吉野ヶ里町に生まれ育ち、2018年に創業80年続く家業を継いだ。現在も吉野ヶ里町で製造業を営んでおり、祖父より3世代が育ったこの町に恩返しをしたいという想いで作った店が「OK COFFEE」だ。

「OK COFFEE」は、吉野ヶ里駅より徒歩3分という駅前通りにある。ここは、30年前には吉田商店街として多くの人が買い物や交流を楽しむ地域だったが、時代の変化と共に商店街は衰退してしまったそう。福山さんは、写真に残るセピア色の風景を1日だけでも再現するべく「FREE COFFEE」を開始したという。

過去5回開催したイベントはいずれも大盛況。そうした活動に賛同した近隣の飲食店が応援するようになり、現在では福山さんが旗振り役として、「吉野ヶ里駅南エリア」の新たな魅力を発信している。

福山さんによると、吉野ヶ里町は吉野ヶ里歴史公園やアドベンチャーバレーSAGAなどの大きな施設があるにも関わらず、町内のお店を周遊する人は決して多くはないとのこと。そのような課題に対して民間の事業者として積極的に集客を行い、事業者を誘致して新たな魅力を創出していくことが自身の使命であり、この町への恩返しになるのだと考えている。

「FREE COFFEE WALK 2025」へ出かけ、さまざまな名店の味や活気づく町の雰囲気を楽しんでみては。

■FREE COFFEE WALK 2025
開催日時：1月13日(月・祝)11:00〜15:00
場所：吉野ヶ里駅南エリア

(Higuchi)