【最強の衣類】ひろゆきの新会社made in Japanが革新的な「燃えにくい切れにくい衣類」発売開始 / 奇跡のアラミド繊維100%

燃えにくく、そして切れにくい。そんな画期的かつ革新的な衣類の販売がスタートした。インターネット掲示板『2ちゃんねる』創設者ひろゆきさんが、繊維メーカー・丸井織物株式会社(石川県鹿島郡中能登町久乃木井部15)と組み、最強の衣類をクリエイトしたのである。

ひろゆきさんが株式会社made in Japanを設立

ひろゆきさんは、新たな会社として株式会社made in Japanを設立。そのブランドとして「Mo,de in Japan」(モードインジャパン)を立ち上げ、燃えにくく、そして切れにくい衣類を開発。2024年12月16日に開催されたお披露目会にて、パーカーやシャツなどの衣類を紹介するとともに、販売スタートを告知した。





特殊な繊維「アラミド繊維」について解説

お披露目会には、ひろゆきさんだけでなく、丸井織物株式会社代表・宮本智行さん、技術士の金山拓夫さんと大井拓郎さんが登壇。今回の衣類に使用されている特殊な繊維「アラミド繊維」について解説してくれた。

「Mo,de in Japan」の衣類にはパラ系アラミド繊維使用

アラミド繊維は大きく「パラ系アラミド繊維」と「メタ系アラミド繊維」の2種類に分けることができるという。「Mo,de in Japan」のシャツやパーカーなどの衣類にはパラ系アラミド繊維が使用されており「高強度」「燃えにくい」という特徴があるという。燃えにくさでいえば、500度までは分解しない繊維とのこと。たとえ燃えたとしても溶けずに分解される特徴があり、「単純に炭化していくと考えてもらえれば」と語っていた。

身の安全を守るべき過酷なシーンで使われる繊維?

しかし、アラミド繊維という生地の名、私たちは日常的に耳にしない。普段はどんな衣類に使用されているのか? 話によると、アラミド繊維は消防服や防弾チョッキ、軍用ヘルメットなどに使われることが多いとのこと。つまり、身の安全を守るべき過酷なシーンで使われるケースが多いようだ。

<アラミド繊維の性質はこんな感じ>
とても丈夫
燃えにくい
切れにくい

<アラミド繊維の用途はこんな感じ>
消防服
防弾チョッキ
軍用ヘルメットなど

宮本代表、そして技術士の金山さんと大井さんのおかけで、より深いところまで、わかりやすく「Mo,de in Japan」の衣類について知ることができた。

衣類を作る→針を変える→衣類を作る→針を変える……

高強度のアラミド繊維を使用したシャツやパーカー。しかもアラミド繊維100%の衣類なので、生産もかなり大変なのではないか? と思ったが、確かに大変のようだ。縫製は「いちばん強いハサミ」「とても太い針」などを駆使しているという。しかも、衣類を作るたびに針が削れていくため、「衣類を作る→針を変える→衣類を作る→針を変える→衣類を作る→針を変える」という流れを何度も繰り返して生産しているとのこと。想像以上に、かなり手間がかかっているようだ。

かなりの手間とコストがかかる「Mo,de in Japan」

話を聞くかぎり、アラミド繊維は人体を守れる素晴らしい繊維だが、アラミド繊維100%で衣類を作るとなると、かなりの手間とコストがかかる。そしてなにより高等技術も必要だろう。

燃やそうとした結果→ 最後までシャツから炎が出ることはなかった

では、アラミド繊維を使用した「Mo,de in Japan」の強度はどうなのだろうか? 本当に燃えないのか? 刃物で切り付けられても切れないのか? ひろゆきさんはローソクに火をつけてシャツを燃やしながら記者会見を進めたが、最後までシャツから炎が出ることはなかった。技術士の金山さんは「火は出ず溶けもしない」と語っていたが、それが本当だと実証された。

<アラミド繊維100%衣類の縫製は?>
縫製は手間もコストもかかる
いちばん強いハサミを使う
とても太い針を使う
針が削れるので頻繁に交換する

<アラミド繊維100%衣類は燃える?>
燃えにくい
燃え広がらない
分解して溶けない
500度までは分解しない

ガスバーナーでも燃やそうとしてみたが……

ひろゆきさんは、ガスバーナーを手にしてシャツに炎をあてて、本当に燃えないか試してみた。シャツに勢いよく当たる炎。しかし、シャツから炎が出ることはなかった。色が変化したものの、燃え広がるようなことはいっさいなかった。

かなり革新的な衣類といえる

ガスバーナーを直接当てられるというシチュエーションは少ないかもしれないし、悪意ある者に襲われて燃やされることもないと信じたいが、一瞬でも火が衣類に触れたり、なんらかの原因で火が衣類に移り、大事故になることは十分考えられる。キッチンも、花火も、バーベキューも、焚火も、キャンプも、危険な場といえば危険だ。そんなときに「火が衣類に移る」という心配が減るというのは、かなり革新的な衣類といえるのではないだろうか。

<アラミド繊維100%衣類を燃やそうとした結果>
ローソクの火をずっと当てても燃えなかった
ガスバーナーの炎を当てても燃えなかった
もちろん燃え広がることもなかった
溶けなかった

ナイフで切ろうとしてみたが……

「Mo,de in Japan」の衣類で忘れてはならない特徴が、切れにくいことである。それを実証するため、ひろゆきさんはナイフでシャツを切ろうとした。シャツにあてがった紙はキレイに切れたが、シャツはまったく切れていなかった。刃物を通さない衣類の特徴が実証されたわけだ。

誤って鋭利なもので体を傷つけてしまうことも減りそう

人の皮膚は、思ったよりも簡単に切れる。「Mo,de in Japan」の衣類を着用していれば、悪意ある者に切り付けられたとしても、災難から身を守れるかもしれない。日常的なシチュエーションでも、誤って鋭利なもので体を傷つけてしまうことも減りそうだ。

ちなみに筆者は、長袖シャツを着用していたにもかかわらず、気が付かないうちにシャツが切れ、腕をケガしていたことがある。もしあのとき「Mo,de in Japan」の衣類を着ていたら、……と思い返したのであった。

<Mo,de in Japanの衣類は……>
生地はアラミド繊維100%
ISO11999-3と同等の耐火性能素材
耐切創レベルは3C
3C→ 刃物を取り扱う耐切創手袋と同等の性能素材
※アラミド繊維は寒冷地の作業服にも使用されている

<こんなとき便利そう / 助かりそう>
炎で襲われたとき
刃物で襲われたとき
鋭利な部分にぶつかった(触れた)とき
キッチンで火を扱っているとき
バーベキューやでキャンプで火を使うとき
花火をするとき
ファッションとしてシンプルでカッコイイ
そもそも普段着として着心地が良さそう

「Mo,de in Japan」公式インターネットサイトで4種類販売中

2024年12月17日現在、「Mo,de in Japan」の衣類は4種類が販売されている。長袖シャツ、半袖シャツ、パーカー、ジップアップパーカーだ。どれも生地はアラミド繊維100%であり、すでに「Mo,de in Japan」公式インターネットサイトで販売が開始されている。

ファッションとしても普段使いできる点がステキ

ジップアップパーカーにはジッパーがついているのだが、そのジッパーをよく見てほしい。実はカラフルなデザインになっているのだ。シンプルなパーカーでありながら、ジッパーに遊び心がある点が、着ていて心がアガるポイントになりそう。どの衣類も、ただ丈夫で身を守ってくれるだけではなく、ファッションとしても普段使いできる点がステキである。

<Mo,de in Japanの衣類4種類>

アラミド繊維半袖Tシャツ: ネイビー / S M L XL
アラミド繊維長袖Tシャツ: ネイビー / S M L XL
アラミド繊維パーカー: ネイビー / M L XL
アラミド繊維ジップアップパーカー: ネイビー / M L XL
※サイズにより売り切れている場合あり

体験として普段使いしてみるのもアリ

もちろん、普段の身の安全を守りたいと思っている人にはバッチリだが、遊び心で着ても、好奇心で買っても、どうであれ画期的で革新的な衣類であることには間違いはない。体験として普段使いしてみるのもアリといえるだろう。まさに未来の衣類といえるのだから、これほどワクワクする衣類はない。

かなり上質な繊維といえるのでは

筆者が実際にシャツに触ってみたのだが、かなりサラサラで、重さもさほど感じず、むしろ「いつも着用している普通のシャツより軽いかも!?」と思えた。空気もよく通す感じで、蒸れにくいように思える。普段使いのシャツやパーカーとして、かなり上質な繊維といえるのではなかろうか。着用すると、どんな着心地なのか? 今後、実際に着用してレポートしたいと思う。「Mo,de in Japan」の衣類、イイかもしれない。

株式会社made in Japanの新たな挑戦にも注目したい

ちなみに、ブランドである「Mo,de in Japan」を運営する株式会社made in Japanは、ひろゆきさん、丸井織物の宮本代表、そしてYouTubeプロデュースなどで活躍する高橋将一さんたちが体表として進めていくという。

今回の衣類はその一歩。今後の株式会社made in Japanの新たな挑戦にも注目していきたい。


株式会社made in Japan公式サイト https://shop.modein.jp

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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