漫画家が売れっ子になるとご褒美として編集者に連れていってもらえる焼肉屋に「売れてないのに」連れていってもらった結果

漫画家が売れっ子になると、編集者にご褒美として連れてってもらえる焼肉屋があると聞いて、まったく売れてないのに連れていってもらいました。売れてないのに連れてってもらえて幸せです。

赤身も脂も黄金比率ともいえるバランス

なんか最初から豪快ですよ、肉が。極厚はデフォルト。絶妙なサシの入りで、赤身も脂も黄金比率ともいえるバランス。そこからもたらされる旨味の最適解。うまい、うますぎる。売れてないのに連れてってもらえて幸せです。

タレも上品で、大味じゃあない。濃すぎず、イイ感じに肉のおいしさを引き立ててくれます。売れてないのにこんな良いタレで肉を食べて許されるのでしょうか。

ベストな質の肉を最初から最後まで食べられる

特に壺入りの肉、これ、極まってます。どの肉も、無駄に過剰じゃあない。サシが多ければ良いわけじゃあない。厚ければ良いわけでもない。ベストな質、それを最初から最後まで食べられる。ステキです。

売れてないのにこんなにもステキな肉を食べてよいのでしょうか。売れてないのに連れてってもらえて幸せです。

売れなくとも良い肉はうまい

売れてないのに連れてってもらえて幸せです。売れる予定もありません。このままダラダラと生きて、時の流れによって老い、数十年後、自然に老衰し、いつか荼毘に付します。ただひとついえることは「売れなくとも良い肉はうまい」という事実。ごちそうさまでした。会釈。

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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