「まず物理的な片付けをすることで 自分の状況、強み弱みが見えてくる」こんまり流ときめく人生を叶える仕事術
東京都が行っている、ビジネスにおける成長を目指す女性経営者に必要な経営知識やスキル、それらを共有するつながり・ ネットワークの獲得を支援する「NEW CONFERENCE」。11月25日、東京国際フォーラムにて女性経営者等が一堂に会する会議として開催され、様々な知見を発表しました。
「NEW CONFERENCE」目的の1つ目は、女性経営者の置かれている状況や課題を見極めながら、どんなビジネスの可能性があるのか、事業を発展していくためにどんな挑戦をしていく必要があるのかを議論していくこと。2つ目の目的は、今後そのために東京都に取り組んでほしいことを提言することです。登壇者を中心とする有識者とともに議論・検討し、講演やパネルディスカッションの内容も含めて提言書にまとめ、また取り組みに対する宣言を、小池百合子都知事をはじめ参加者とともに採択します。そして3つ目の目的はネットワークの構築です。参加者同士で積極的に情報交換をすることで、新しいビジネスの契機としていくことを目指しています。
小池百合子都知事は、「世の中の変化は、むしろチャンス。経営者の意識改革が起こるような仕組みづくりを男女問わず成し遂げていきたい」とこれらの取り組みについて紹介。今後は女性活躍推進のための条例の制定を行っていくとのこと。また、有楽町にスタートアップの本拠地となる「Tokyo Innovation Base (TIB)」を作ったことを紹介。
テクノロジーから、モノづくり、ソーシャルイノベーション、リアルビジネス、グローバルを見据えた起業など、分野を越えて、「東京」から世界を変える若き起業家を輩出するコンテストである「Tokyo Startup Gateway」では「ファイナリストの大半が女性だった」ということに触れ、「素晴らしいアイデアやパワーを持っている女性がとても多いです。目の前の壁を扉と考えて、躍進を続けていきましょう」とエールを贈った。
片づけコンサルタントの近藤麻理恵氏とTakumi Inc.プロデューサー川原卓巳氏が夫婦で登壇した、基調講演①「こんまり流ときめく人生を叶える仕事術」では、こんまりさん自身がよく聞かれる質問であるという「ときめきをどう仕事にするのか?」という質問に関して、「自分がときめくものを見つける」がめには「片付け」が大切だとコメント。
家の中の片付けし、ときめくものを明確にすることによって、自分の仕事にも良い効果が訪れるとこんまりさん。「洋服→本→書類→小物→ 思い出品」の順番で片付けをしていくことで、どんどん片付けの判断力が上がっていき、「結果として、自分の仕事自体もときめいているのか、分かってくる様になります。私の片付け方を習った方は、仕事を変えたり人生が変わっていくことが多いです。これは片付けによって決断力が高まっていくことで、お仕事も人付き合いも“本当に自分に必要なのか”ジャッジ出来る様になるからなんですね」と話し、「まずは物理的な片付けをすることで 自分の状況、強み弱みが見えてくるのです」と来場者にメッセージを送った。
東京都の取り組みや、今後のイベント予定などは、公式サイトをご覧ください。
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