唐揚げレシピ&下味!プロのカリッとなる揚げ時間、付け合わせも

唐揚げレシピ&下味!プロのカリッとなる揚げ時間、付け合わせも

ご飯のおかずにはもちろん、お弁当やおつまみにもぴったりな定番の唐揚げと、唐揚げによく合う簡単付け合わせのレシピを、料理教室の主宰などで幅広く活躍する冷水希三子さんに教えていただきました。下味の付け方、揚げ時間も参考にしてください。

唐揚げの作り方

しっかりと下味のついた、カリッと食感とジューシーさがクセになる定番の唐揚げです。

唐揚げの材料

材料(2人分)

鶏もも肉:250g

<A>

酒:大さじ1

薄口醤油:大さじ1/2

ショウガすり下ろし:大さじ1/2

ごま油:小さじ1

溶き卵:15g

薄力粉:7g

片栗粉:10g

揚げ油:適量

作り方

鶏もも肉の余分な脂(下の画像の下部に見えるような黄色い脂)を切り取り、5cm大に切る。

memo

・鶏の唐揚げの場合、むね肉よりも、もも肉のほうがジューシーに仕上がります。
・購入するときは、受け皿にドリップ(肉から出る水分)があまり出ていないものを選びましょう。
・揚げ物は、衣の中で蒸される状態になるので、余分な脂身がついていると、食べたときに脂がにじみ出て食感が悪くなるため、切り取ります。

鶏もも肉の余分な油を切り取る

ボウルにAを入れ、1を加えて揉み込み、30分ほど漬け込む。

memo

・常温でOK。30分以上漬け込むなら冷蔵庫に入れましょう。
・冷蔵庫に入れた場合、3の工程までに常温に戻しておきます。常温に戻すことで、揚げた時に中までしっかりと火が通りやすくなります。

鶏もも肉を漬け込む

2の汁気を切って新しいボウルに入れ、溶き卵を揉み込む。卵を揉み込んでおくことで、粉が付きやすくなる。

漬け込んだ鶏もも肉に卵を揉み込む

3に薄力粉を加え揉み込む。

鶏もも肉に薄力粉を揉み込む

4に片栗粉を加え揉み込む。

鶏もも肉に片栗粉を揉み込む

おいしく作るコツ

・最初に薄力粉を付けて鶏肉を覆うことで、肉がフワっとやわらかくなります。
・薄力粉のあとで片栗粉を付けることで、カリッと揚がります。

揚げ油を170℃くらいに温める。油に菜箸の先を入れて、下の画像のように箸先の周りから気泡が出たら170℃の目安。

揚げ油を170℃に温める

5を5分ほど揚げる。揚げ終わったら、網をのせたバットに取る。

おいしく作るコツ

・鶏肉の揚げ加減の目安は、鶏肉から出る気泡です。下の画像1枚目のように、揚げ始めは大きな気泡ですが、2枚目のように気泡が小さくなったら、取り出しましょう。
・網の上にのせることで、油が切れてカリッと仕上がります。

鶏もも肉を5分ほど揚げる気泡が小さくなったら取り出す網をのせたバットに取る

キャベツと梅の付け合わせ

梅干しの酸味が、唐揚げとの相性バツグンです。鶏肉の下ごしらえの間に作っておけば、揚げたてに添えてすぐに食べられます。キャベツもしんなりしておいしいです!

材料(作りやすい分量)

キャベツ:1/4個(約300g)

<A>

梅干し(種を取ってたたいておく): 1個(大きめ)

白ごま:2g

ごま油:大さじ1

かつお節:4g

レモン(唐揚げに添える):1/4個

作り方

キャベツをひと口大に切ってさっと茹で、ザルにあげて水を切る。

Aと1をボウルに入れてあえる。

唐揚げにレモンと一緒に添える。

定番の唐揚げと、キャベツと梅の付け合わせのレシピ

最後に

カリッと揚がった唐揚げと、あえるだけで簡単にできるキャベツの付け合わせを作ってみてください。

冷水希三子

冷水希三子/Kimiko Hiyamizu

料理家/フードコーディネーター/料理教室主宰

レストラン、カフェでの勤務を経て、フードコーディネーターとして独立。季節の味や素材を大切にしながら、雑誌や広告などを中心に活躍。著書に『さっと煮サラダ』、『スープとパン』(いずれもグラフィック社)、『ハーブのサラダ』(アノニマ・スタジオ)など。
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ビタミンCやビタミンK、葉酸などを多く含む、アブラナ科の野菜。原産はヨーロッパで、日本で広く食べられるようになったのは明治時代からです。

最終更新:2024.12.04

文・写真:冷水希三子
監修:冷水希三子、カゴメ

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