【神奈川県川崎市】空間VRを用いたバス・電車の運転手体験を「かわさきのりものフェスタ」で実施!


フォレストデジタルは、12月1日(日)に神奈川県の川崎市役所本庁舎で開催される「かわさきのりものフェスタ~第1回あつまれのりものマスターズ~(以下、かわさきのりものフェスタ)」にて、空間VR「uralaa(うらら)」を活用したバス・電車運転手の職業疑似体験を実施する。

このコンテンツは、各社の特別な撮影協力により、川崎鶴見臨港バス、JR南武線の運転席、小田急ロマンスカーの展望席からの映像で、川崎から箱根までの「運転手体験」を実現したものだ。イベント当日は運転手体験のほか、バス運転手との交流なども予定している。

空間VRでバス・電車運転手の仕事を体感

かわさきのりものフェスタはバス、電車、飛行機、タクシー、コミュニティバス、リニア中央新幹線など、さまざまな乗り物を楽しみながら学べるイベント。一部有料コンテンツはあるが、入場料は無料。参加申込は不要だ。

イベントのコンテンツの1つである「イマーシブ運転手体験」は、ゴーグル不要の空間VRでバスや電車の運転手体験ができるというもの。臨港バスやJR南武線の運転席、小田急ロマンスカーの展望席から見えるリアルな映像で、川崎から箱根までの道を運転気分で楽しめる。

「イマーシブ運転手体験」のほかにも、かわさきのりものフェスタでは新型自動運転バス車内探検やバスのペーパークラフトなど、さまざまな楽しいコンテンツを用意しているため、チェックしてみよう。

ゴーグル不要で没入感のある仮想体験を実現


「イマーシブ運転手体験」で活用する「uralaa」は、あたかも森や自然の中にいるような没入感のある仮想体験をヘッドマウントディスプレイ(HMD)不要で実現した空間型VRプラットフォームで、赤ちゃんからお年寄りまで楽しめるという。

昨年5月には、ストレス軽減エビデンス(※1)と社会実装(※2)が評価され、「人間・環境学会(MERA)学会賞」を受賞した(※3)。今年6月には「uralaa」で体験できる没入コンテンツが1,000を超え、オフィスや店舗、教育、医療施設など多様な業界の空間価値向上に貢献している。

路線バスの減便が課題の川崎市

担い手不足や働き方の変容などの影響から路線バスの減便が課題となっている昨今、川崎市内においても同様の課題があるという。そこで、将来の担い手となる子どもたちに、没入型体験を通じて乗り物を好きになってもらうことを目的として「イマーシブ運転手体験」が実施される運びとなった。

空間VRで運転気分を楽しみながら、バスや電車について学んでみよう。

■かわさきのりものフェスタ イマーシブ運転手体験
日時:12月1日(日)10:00~16:00
会場:川崎市役所本庁舎 2階 201会議室
所在地:神奈川県川崎市川崎区宮本町1番地

かわさきのりものフェスタ詳細:https://www.city.kawasaki.jp/500/page/0000169166.html

※1 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所(茨城県つくば市)が実施した、空間VR「uralaa」の生理的・心理的回復効果を実証した共同研究によるもの
※2 現在7箇所に常設施設を設置
※3 2023年5月受賞

(Haruka Isobe)

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