【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.30「京都の音楽フェス〈ボロフェスタ2024〉にライターとして関わってみました」
こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。
そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。 これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。
「京都の音楽フェス〈ボロフェスタ2024〉にライターとして関わってみました」
今回は特別編です。11月2日〜4日まで京都KBSホールで行われた音楽フェス〈ボロフェスタ2024〉に、今回私はライターとして初日のみ参加しました。
ライターの主な仕事はクイックレポートを書くことです。30〜35分のライヴをノートにメモを取りながら見て、本部に戻ってPCを開き、そこであったことをレポートとして作成し、担当者が最終チェックして、公式ホームページにある「クイックレポート」のページに公開するという流れです。担当するアーティストはシフトで回して、なるべく連続で担当にならないようにしていただいたものの、担当するライヴとライヴの間は大体30分〜1時間。移動や食事、前後の様子も見たりとなると、目安と言われた400字のレポート作成は大体15分〜20分で行いました。
少しでも興味を持ったそこのあなた。既にライターとしてセンスあると思うので、来年はぜひ参加してください!私のような音楽ライターの方もいますが、普段は別の仕事されてる方もいますし、ライターデビュー歓迎です(だと思います)。また、ライターとして「他の人に届けよう!」という思いでライヴを見ると、視野が広がって普段気付かなかった魅力に気付いたりして楽しいです。集中力と体力は多少なりとも必要ですが、そのクイックレポートの反応が良いと嬉しいですね。公式Xでポストされるのですが、アーティスト公式アカウントやメンバーに拡散してもらえるとホッとします。
今回私はMaki、バックドロップシンデレラ、ザ・シスターズハイ、さらさ、SAGOSAID、memetoour、きのホ。の7組を担当しました。たまたま関西アーティストは少なめですが、さすがにライヴハウス店長が選んだだけあって、フェスクラスのアーティストもいて実力派ばかり。ちなみに誰とは言いませんが、事前にいただいたセトリから3曲くらい変えたアーティストもいます(笑)。唯一書いた関西アーティストは京都のアイドル・きのホ。でした。見に来ていた京都のバンドマンも「とてもカッコよかった」と言ってましたし、KOTORIとAge Factoryの間のトリ前というハードなステージを見事にやり遂げてました。。
ライヴ以外にも、設営から運営まで100人以上のボランティアが一体となって作っているため、ステージの装飾や看板、飲食の様子などを見ても”文化祭”的な雰囲気が強く、他のフェスにはない一歩踏み入れれば学生時代に戻れるようなフェスです。そしてその雰囲気をアーティスト側もとても愛してます。こんな時代でも、物事に手間をかける意味みたいなのが分かります。来年の開催が決まった際には、皆さんも是非遊びに来てください。
インフォメーション
・遊津場SNS
X:https://x.com/sakidori_yutuba?t=R1J43f6okqiZ7g2bqGn7PQ&s=09
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