井ノ原快彦、生アフレコに挑戦!落語家・桂宮治は小噺を披露。約8万6000人来場の「キネコ国際映画祭」閉幕

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⼆⼦⽟川ライズや⽟川髙島屋S・C、⼆⼦⽟川公園などを中⼼とした⼆⼦⽟川の街⼀帯が映画館となる「第31回 キネコ国際映画祭」が、10⽉31⽇(⽊)から11月5⽇(⽕)にかけて開催された。

最終日の11月5日(火)にはクロージングセレモニーが行われ、「キネコ国際映画祭」スペシャル・サポーターの井ノ原快彦と落語家・桂宮治が登壇。井ノ原はMCとして会を進行し、桂は小噺を披露した。

同映画祭は、1992年から毎年11⽉に⼦どもから⼤⼈まで楽しめる国際映画祭として開かれている。31回目となる今回は「PLAY&PRAY FOR PEACE~せかいからあらそいがなくなりますように~」をテーマに実施され、期間中に約8万6000人が来場した。

セレモニーでは、井ノ原と桂が上映されている映画にその場で吹き替えを行うという、字幕の読めない子どもたちも映画を楽しめるように考えられた人気のプログラム「ライブ・シネマ」に挑戦。そのほか、20 年ぶりに再始動した沖縄アクターズスクールから、第一弾アーティストとしてメジャーデビューした13歳のNeilも登場し、歌のパフォーマンスを行った。

スペシャル・サポーターを務める井ノ原は、今回の映画祭について「今年は、参加いただいた人数や上映された作品の数がかなり多かったので、今までのキネコの良さも残しつつ、過去最高の盛り上がりを見せたのではないかなと感じました」とコメント。

続けて「今回上映された映画の中には、ただただ楽しい作品もあれば、考えさせられる作品、どうしてこんなに悲しいんだろう、と思うような作品もあります。また言葉がなくても想像ができる、そんな作品もかなり多いのではないかなと思います。様々な作品を観た子供たちがどんなことを感じて、家に帰ってお父さんやお母さんとどんなことを話すのかな、という想像ができるような映画祭になって、とても嬉しいです」と振り返った。

同じくスペシャル・サポーターの桂は「今日は、映画というエンタテインメントが大好きな方々の集まりの中で、昔からある日本の古典芸能の落語を聞いてもらい、今と昔のものを両方一緒に楽しんでいただける、とてもいい機会を与えていただいて嬉しかったです」と感想を口に。

また、自身にも子どもが3人いるとのことで「このキネコ国際映画祭で上映された作品を含めて、楽しい作品だけではなく、世の中や人生、世界ってどうなっているのかなど、色々なことを感じることができる作品があるので、できるだけ多くの作品に触れて、様々な感情を味わって大人になってもらいたい。そんなエンタテインメントに触れられる機会を与えたいな、とこの映画祭を通して思いました」とメッセージを送った。

同映画祭では、世界から集まった「国際審査員」、同世代の視点から審査する「キネコ審査員」「ティーンズ審査員」が審査に参加。23カ国地域の全60作品となるコンペティション対象作品から、「キネコグランプリ 長編・短編部門」「キネコグランプリ ティーンズ 長編・短編部門」「日本作品賞 長編・短編部門・特別賞」などが決められ、会場で上映された。

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