【大分県中津市】日本三大紅葉名所・耶馬渓で、地域の風土とアートを体験する「耶馬溪 山茶会」を開催


秋の紅葉の名所・大分県中津市耶馬渓(やばけい)町の「山耶 Yamaka」で、「耶馬溪 山茶会」が、11月16日(土)の10:00~17:30に開催される。

地域の風土とアートを体験するローカルツーリズム

中津市耶馬溪町の下郷地域では、70年以上前から有機農法を中心とした持続可能な暮らしが営まれてきた。茶栽培もそのひとつ。今も集落のそこかしこに茶の木が残り、日々のお茶を楽しんでいた風景が残っている。

また、会場となる樋山路(ひやまじ)集落では、土地の人と若い移住者達が一緒に無農薬で米や大豆を育て、それらをつかった味噌や甘酒、納豆などの発酵食品がつくられている。

そんな地域に伝わる茶文化や発酵食文化をもとに、山茶会実行委員会、テンポラリ耶馬溪、星庭が、アーティストやつくりて、料理家と共に「耶馬溪 山茶会」を企画した。

「耶馬溪 山茶会」は、自然豊かな土地でゆったりと時間を過ごし、地域の食材の魅力や人の豊かさ、地域の風土とあわさった、アートやカルチャーを体験するローカルツーリズムだ。

茶席、「紅葉弁当」の予約受付中


山フーズの小桧山聡子氏による茶席は、10:30~、12:00~、13:30~、15:00~に実施。


詩のような、アートのような、山フーズによる地域のさまざまな食材とお菓子を、耶馬溪のお茶や植物をその場でブレンドし、ぐつぐつと煮沸かしながら共に味わうことができる。みはらし台から見える紅葉色づく山々の中で、森の時間を楽しもう。


「樋桶の郷」の味噌工房を担う増田NaoT直人氏が手掛ける「紅葉弁当」は、12:00から受け取り開始。価格は2,500円。すべて植物性のものだけでつくられた特製のお弁当は、耶馬溪の旬の野菜と発酵食がたっぷりだ。おこわとスープが付いている。

茶席と「紅葉弁当」は予約が必要。申し込みはPeatixにて受付中だ。

その他、様々な催しを開催


作曲家・koji itoyama氏によるコンサート「うつつ」は、16:30~17:30に実施。耶馬溪でフィールドレコーディングされた音と、植物の波長を音に変換してセッションするコンサートで、人と自然、夢と幻のあいだをいったりきたり、うつつのような音楽が広がる。ごろんと寝転んだり、ハンモックに揺られたりしながら、時には眠ってしまっても。観覧料は無料だ。


入場自由のマルシェ&ワークショップは、10:00~17:30に開催。おいしいものやわくわくするものが集まったマルシェや、つくりてに出会えるここだけのワークショップが楽しめる。


また、猟師や山仕事、養蜂、炭焼きなど、いくつもの山の知恵と暮らす集落の人に話を聞いたり、日本ミツバチのはちみつを試すことができる「山のお話」や、山で採取した植物を蒸留する様子と、koji itoyama氏による音楽が重なるインスタレーション「蒸留機と音楽の小屋」も開催される。


さらに、山とデザイン室の上玉利佳哉氏が、自然の中でゆったりと過ごせるようにデザインし、地域の木材で建設したみはらし台がお披露目される。

会場はもちろん、周辺を歩いて散策したり、足をのばして温泉やカフェに行ったり、地域をまるごと楽しめるガイドマップも用意している。

「山耶 Yamaka」について


「山耶 Yamaka」は、中津市耶馬溪町の、森に囲まれた1200㎡の広場。梅やカボスなどの果樹、湧水があり、ニホンミツバチの養蜂、イベントやキャンプなどに活用されている。

かつては、集落のおじいちゃんおばあちゃんたちがゲートボールを楽しむ憩いの場所だったところを受け継ぎ、活用できるよう、トイレ、水道などを整備している。


木々が色づき、落ち葉が舞い、紅葉で美しく彩られる日本三大紅葉名所のひとつ・耶馬溪で開催される「耶馬溪 山茶会」に参加してみては。

■山耶 Yamaka
住所:大分県中津市耶馬溪町大字樋山路1851

詳細ページ:https://tempoyabakei.com/project/yamachakai
茶席・紅葉弁当 事前予約 Peatix:https://yamachakai2024.peatix.com

(yukari)

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