渋いけど寒い季節にめちゃくちゃ温まるうまさ! キンレイ「生姜と五目しんじょのあんかけうどん」

今年の夏は随分と長かったのに、最近になって急に肌寒い日が増えてきました。寒暖差しんどいですね。こんなときはあったかくてうまいもんを食うしかない。

キンレイの冷凍あんかけうどんが激ウマだった

そこで冷凍庫から引っ張り出してきたのが、キンレイの「お水がいらない あんかけうどん」

実はこちら夏頃に商品提供いただいたものだったんですが、さすがに真夏にあんかけうどんは食わないだろと。まったくもって食指が動かないまま冷凍庫で長い眠りについていました。

鍋で温める「お水がいらないシリーズ」の新作

キンレイの「お水がいらない」シリーズは麺とスープが円盤のように一体化しているのが特徴。そのまま鍋に投入して温めるとスープが先に溶け始め、そのスープによって麺や具材が溶けるという仕組み。ゆえにお水がいらない。

というわけで早速鍋に入れ、まずは弱火で軽くスープを溶かしてから徐々に火力アップ。6分ほどするとスープがフツフツと煮立ち、麺がほぐれ始めます。

この状態でももう食べられるんでしょうけど、あんかけうどんなのでやっぱりアツアツの状態で食べたいし、麺や具材もじっくり煮込みたい。弱火でさらに3分ほど煮込み続けると、スープのとろみがかなり強くなり、生姜の香りが強く漂い始めました。うおー、ウマそう!

生姜のパワーで体が一瞬で温まる

で、完成形がこちら。スープはもうびっくりするほどトロットロ。そしてこの時点では全然湯気が立っていませんが、かき混ぜると同時に激しく湯気が吹き出し始めます。めちゃくちゃアツアツ。

フーッフーッと息を吹きかけつつ、ハフハフ言いながらあんかけまみれの麺を食べると、生姜の香りが口から鼻まで猛スピードで突き抜けていきます。めちゃくちゃ強烈。

だけどその味は刺激が強すぎるわけではなく、だしの繊細な風味がジワッと広がっていくんですよね。サバ節やカツオ節など、何種類ものだしを丁寧に重ねた優しい味。絶妙かつ考え尽くされたバランス。こりゃあうまいなあ……!

とろみの効果でスープは最後の最後までアツアツ。じっくり煮込んだはずの麺も最後までコシを感じられたし、しかも五目しんじょや椎茸、玉子焼きなどの具材もしっかり美味しい。これはこれからの時期、冷凍庫にストックしておいたらありがたいやつだ。

冷凍食品はいろんな種類があって売り場はどこも大激戦だし、そんななかで決して目立つパッケージをしていないけど、本当にいいものでした。渋いけど抜群にうまい。ぜひお試しを。

(執筆者: ノジーマ)

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