けものフレンズのアニメプロデューサー・福原慶匡さんがネット記事に苦言「ミスリードをさせ不安を煽るような記事」

アニメ作品『けものフレンズ』(たつき監督)のアニメプロデューサーとして、そしてポーカーの楽しさを世に伝える株式会社EGPのオーナーとして知られる福原慶匡さんが、ニュースメディア『日経ビジネス』の記事に対して苦言を呈している。

福原慶匡さん「怒っています!」

福原慶匡さんが指摘しているのは、日経ビジネスに掲載された「国連、日本アニメは「労働搾取」 ネットフリックスなどから排除も」と題された記事。

その記事に対して「単なる記者の憶測ですし、ネットフリックスやアマゾンも言ってもない発言を憶測で広められているし良い迷惑」とツイート。さらには「怒っています!」とも語っている。

<福原慶匡さんのXツイート>

●怒っています!

「国連、日本アニメは「労働搾取」 ネットフリックスなどから排除も」

というこの見出しセンセーショナルですよね。

本文をよく読むと人権意識が高い海外消費者などによる不買運動につながる可能性もある。

という単なる記者の憶測ですし、ネットフリックスやアマゾンも言ってもない発言を憶測で広められているし良い迷惑ですよね。

本文の“業界団体の日本アニメフィルム文化連盟の内山誠氏は、イェオファントン氏に「日本のアニメ作品がネットフリックスやアマゾンから排除される可能性はあるか」という質問を投げかけた。イェオファントン氏は、「それは常にあるリスクだ。人権侵害を改める必要がある」と答えたという。”

ここを読んでも「常にあるリスクだ」ってしか言っていないですよね?しかも内山さんがした質問に答えただけですよね???自作自演で問題を捏造していない???

今アニメ業界も苦労しながらこの数年指摘され続けている低賃金問題をなんとかしようとしています。

そして実際に平均賃金も上がってきています。

昨今アニメの主な収益源は海外配信に頼っている事もあり正直ここが生命線です。

それなのにも関わらずただ不安を煽るだけの記事に繋がる質問をし、不安を引きずりだしている事がちょっとおかしいと思いましたね。

アニメ業界の雇用に関しての話題は基本的にネットでインプレッションを稼ぎやすいんです。

だからといってこんなミスリードをさせ不安を煽るような記事書いて良いんですかね?

むしろ一生懸命業界の改善をしようとしている現場の方々に水をさしていませんか?

ミスリードを強めに狙った記事か

福原慶匡さん「こんなミスリードをさせ不安を煽るような記事書いて良いんですかね?」と語り、問題提起している。ネット記事には、注目度を高めることを優先し、ミスリードを強めに狙ったものも存在する。

「良いミスリード」というものが存在するかどうかは別として、それがネタや笑えるものではなく、特定の業界や人に悪影響を及ぼすものであれば、避けるべきなのは間違いない。内容が「妄想」「憶測」で構成された記事なのであれば尚更だろう。


※記事画像はフリー素材サイト『写真AC』より

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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